インタラクティブメディア設計学研究室の新江田 航大さん(博士前期課程1年)が、HCGシンポジウム2023において、学生優秀インタラクティブ発表賞を受賞しました。(2023/12/13)

 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループが主催するHCGシンポジウムは、工学分野に加え、ヒューマンコミュニケーションに関係が深い心理学、デザイン学、生理学の分野に精通する関係者も集め、活発な議論の場を提供しています。今年度は、2023年12月11日から13日まで、北九州コンベンション協会にてハイブリッド開催されました。
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  • 受賞者/著者 Awardees/Authors:
     新江田航大、澤邊 太志、神原 誠之、藤本 雄一郎、加藤 博一
    hiraga

  • 受賞テーマ Research theme:
     "ロボットの「話しながらなでる」動作による痛み知覚の軽減効果の評価"
     人は介抱や介護の際、相手に快感情を与える「話しながらなでる」動作を行う。近年、人工知能、ロボティクス技術の進化により人間と対話を行うロボットが注目されており、ロボットによる「話す」のみ、「なでる」のみの動作より、「話しながらなでる」動作が、より人に快感情を与えることが明らかになっている。本研究では、ロボットによる「話しながらなでる」動作が、心理的影響のみならず、身体的苦痛の知覚を変化させるかを検証することを目的とする。実験では、ゲートコントロール理論に基づき「なでる」動作と「話しながらなでる」動作に痛み知覚軽減効果があるのか、「なでる」動作よりも心理的影響が大きい「話しながらなでる」動作が、より痛み知覚軽減できるかを示す。37名の被験者による評価実験の結果、共に支持される結果となった。

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
      この度はこのような賞を頂戴し誠に光栄に思います。ご指導いただきました研究室の先生方やご討論、ご協力を頂きました研究室の学生の皆様には、この場を借りて御礼を申し上げます。ロボットによる痛みの軽減について、今後より一層精進してまいります。


  • 外部リンク Links to:
    - HCGシンポジウム HP: https://www.hcg-ieice.org/hcg-symposium/2023/

>>インタラクティブメディア設計学研究室 / Interactive Media Design lab