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アカデミックボランティアとは

アカデミックボランティアとは、地域貢献を通して、研究者・技術者としての社会的責任感を 育成すること、また、学生自身が「教える」ことによって、広い視点、実践的コミュニケーション能力を 養うことを目的とした実習です。研究科が対外的に提供する各種の科学技術体験プログラムにボランティアとして 参加し、相互に協力しながら、プログラムの準備・実施に携わっていただきます。
近年、工学分野においても倫理教育の重要性がクローズアップされています。 これをさらに進めて、大学が社会に対してどのように貢献できるかを自ら問うことは、 これからの大学の存在意義を考えていく上で大切なことです。 例えば、欧米では、research, education, (public)serviceが研究者の社会的使命と されており、社会に対する奉仕の概念が大学においても浸透しています。 一方、本研究科では従来からさまざまな地域社会貢献教育に積極的に 取り組んできました。これらを体系化して、学生主導のアカデミックボランティア活動と して位置づけ、貢献活動を通して、学生の社会的責任感を育成します。 また、学生自身が「教える」ことによって、広い視点や実践的知識、 コミュニケーション能力を養うという効果も期待されます。さらには、 開かれた大学院・生涯教育拠点という、大学としての長期的な目標にも つながるものと考えています。