更新情報 | 研修テーマ | 研究室見学 | 申込み方法 | 大学へのアクセス | 宿泊情報 | 入試情報 | よくある質問 | 過去のサマーブートキャンプ |
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
サマーブートキャンプ2010
募集を締め切りました
サマーブートキャンプ2010
募集を締め切りました
奈良先端科学技術大学院大学・情報科学研究科では、2010年8月9日(月)から10日(火)にかけて、NAISTの受験を考えている方(入試に関する詳しい情報はこちら)や大学院生活がどのようなものか興味・関心をもっている方を対象としたセミナーを開催します。 本学の最新設備を使った実験や、充実した講師陣と直接触れあう実習などを通じて研究活動に参加し、得られた成果をまとめるまでを体験できます。
来年以降の進路に悩んでいる、就職・進学が決まっているけど本当にそれでよいのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。 しかし、どのような進路に進むにしても、いま日本で最も優れた研究環境のひとつを体験しておいて損はありません。 受講料は無料です。
この機会にぜひ、NAISTの設備、環境、そして人間に触れてみてください。
日時 | 2010年8月9日-10日の2日間 |
---|---|
場所 |
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5 |
応募資格 |
主に受験者であり、大学生以上(高専4年生以上,社会人も含む)であること。 性別、年齢、国籍、現在の専門分野などは問いません。 |
募集人数 |
90名程度。 応募者多数の場合は、学内にて選考いたします。 |
参加費用 | 無料。ただし、本学への宿泊費・交通費はご負担願います。(当学の宿泊施設は全日程満室になりました) |
応募方法 | 2010/7/27(火) にて、募集を締め切りました。 |
問い合わせ先 | sbc2010[at]is.naist.jp([at]を@と置き換えてください) |
更新情報
研修テーマ
番号 | テーマ名 (受け入れ講座) | 概要 | 要件 | 受入上限 |
[01] | モデル検査入門
(情報基礎学) |
モデル検査は、ソフトウェアやハードウェアが正しく動作することを検証する(=厳密に保証する)手法です。本研修では、モデル検査ツールを用いた検証プロセスを実体験してもらいます。 | C言語などでの簡単なプログラム作成経験がある | 3 |
[02] | 屋内無線センサネットワークの構築
(ソフトウェア基礎学) |
屋内の隅々に様々な無線センサを設置することで,空間内の様々な場所のコンテキスト(ユーザの位置や周辺の状況)を認識することができます.本研修では,コンテキストを認識しデバイスの連動制御を行うことを目的に,センサやその他デバイスの設置とプログラミングを行い,独自のコンテキストアウェアシステムを動作させることを目指します. | CやJava言語でのプログラミング経験(なくても可) | 定員に達しました(3) |
[03] | 無線環境にやさしいiPhone/iPodグリーンアプリ開発 (ソフトウェア基礎学) |
iPhoneの普及に伴い,広域無線網の帯域使用量が急増し,無線帯域節約がホットなテーマとなっています.複数のユーザ間で同じコンテンツを協調してダウンロードすることにより,無線帯域を有効に節約できます.このような協調ダウンロード機能を有するiPhone/iPodアプリを開発し,実機に転送して有効性を確認する予定です | C/C++言語経験 | 定員に達しました(2) |
[04] | 分散アルゴリズムシミュレータの設計開発 (ソフトウェア基礎学) |
大規模な計算機ネットワークを運用する基本的な技術の多くは,シンプルな分散アルゴリズムで構成されています.特に,多数の計算機が参加するネットワークでは,個々の計算機の故障や参加,離脱といった変動に自律的に対応する高信頼な分散アルゴリズムが必要とされています.本研修では,自律適応性をもつ耐故障分散アルゴリズムのシミュレータをFlashを用いて設計,開発することにより,分散アルゴリズム設計の基礎を学びます. | C言語等で初歩的なプログラムが書けること | 2 |
[05] | LSIの設計に挑戦してみよう (コンピュータ設計学) |
同じ機能を実現するLSIであっても、その実現方法によって回路面積、動作速度、信頼性は大きく異なります。本研修では、CADツールを用いた LSIの設計方法を体験し、良いLSI(高速動作、小面積、高信頼性)の設計 方法について学習します。 | LSIの設計に興味がある方であれば、LSI設計についての知識は問いません。 | 2 |
[06] | 遅延故障テスト生成の体験 (コンピュータ設計学) |
LSIの高速化と製造プロセスの微細化に伴い、遅延故障テストの重要性が高まっています。本研修では、CADツールを用いた遅延故障テスト生成法を体験し、スキャンチェーンの構成やテスト手法(broad-side, skewed-load)によるテスト品質の違いについて学習します。 | LSIテストに関する基礎知識があることが望ましい | 定員に達しました(2) |
[07] | 統計的機械翻訳システムの構築 (自然言語処理学) |
現在市販されている機械翻訳システムのほとんどはルールベースのものであり、人手で文法や辞書を構築するといった多くの作業が必要でした。Google翻訳などの近年研究されている翻訳システムの多くは、大規模な対訳文を統計的に処理することで自動的に文法や辞書に相当するものを獲得することができ、世界中で盛んに研究がなされています。本研修ではオープンソースで公開されている統計的機械翻訳システムと大規模な対訳文対を用いることで、自分のパソコンで統計的機械翻訳エンジンを動かし、統計的機械翻訳の現状と課題について理解を深めてもらうことを目的とします。 | プログラミング経験があることが望ましいですが、なくてもかまいません。可能であればチューターについてもらう予定です。文系の学生も歓迎です。 | 定員に達しました(4) |
[08] | 検索エンジンを作ろう (自然言語処理学) |
オープンソースソフトウェア Nutch を利用して、日本語対応の検索エンジンを自作します。 | Linux のコマンドライン上で基本的なファイル操作・エディタ操作が可能であること。 | 2 |
[09] | 人体のモーションキャプチャ (知能情報処理学) |
最新の磁気・加速度センサ式モーションキャプチャシステムを使い,自由に動く人の複雑な動き(関節角度の時系列データ)を獲得してもらいます.さらに,巨大な獲得データを低次元化して動きの本質を可視化してみましょう. | C言語による簡単なプログラム経験 | 定員に達しました(2) |
[10] | 超高精細立体映像入門 (像情報処理学) |
映画「アバター」などのような立体映像は,どのようにして作られるのか?本講座では,横4096画素,縦2160画素という超高精細のステレオ映像を表示できるプロジェクタシステムを用い,コンピュータグラフィクスによる立体映像作成の基礎について学びます. | C言語による簡単なプログラミング経験 | 定員に達しました(3) |
[11] | 音声音響情報処理入門 (音情報処理学) |
信号処理技術を使って音声や音から様々な情報を抽出する方法や、音声や音を自在に変換したり合成したりする方法を学んでもらいます。実習は音声認識・対話、音源分離、音声変換・合成、音場制御のテーマの中から参加者が希望する題材に基づいて行ってもらいます。 | 特になし | 6 |
[12] | ARToolKitによる3次元マウス製作 (インタラクティブメディア設計学) |
近年テレビメデイアなどで紹介されてる本学教授が開発したARToolkitは、ARアプリケーションを簡単に作成できるオープンソースのC言語ライブラリです。 本研修ではARToolKの使い方を習得し、カメラで撮影された画像上にリアルタイムにCGを描画する演習を行います。また、キューブ状マーカにより3Dキャラクタを操作する3次元マウスを製作します。 | C言語によるプログラミングが出来ること | 3 |
[13] | 物理シミュレーションエンジンを使ってみよう (インタラクティブメディア設計学) |
最近のゲームでは、剛体同士の衝突などを物理法則に従って計算する物理シミュレーションがよく使われています。本研修ではオープンソースの物理シミュレーションエンジンであるODE(Open Dynamic Engine)を使って簡単な3Dゲームを作成することで、物理シミュレーションの基礎を学びます。 | C言語によるプログラミングが出来ること | |
[14] | 検索エンジンの仕組みを知ろう (インタラクティブメディア設計学) |
GoogleやYahoo!などの検索エンジンは日常生活に必須なものとなっ ています。キーワードを与えて、キーワードに対する適切な文書を得る検索技術は古くから研究されており、これらの技術の延長線上に現在の検索エンジンがあります。この研修では、ベクトル空間モデルと呼ばれる手法を利用した検索エンジンの作成を通して、検索エンジンの基本原理を知ることを目的としています。 | C言語によるプログラミングが出来ること | 3 |
[15] | ハッカーをハックしよう! (ソフトウェア工学) |
ハッカー(非常に優れたプログラマーの俗称)になるためにはどうすればよいのか?優れたプログラマーになるための秘訣を探るべく,本研修テーマでは,オープンソースコミュニティに所属する数百人規模のプログラマー集団を分析します.分析のために必要となるリポジトリマイニング(膨大な開発履歴データをマイニングする手法)についても学びます. | 特になし | 5 |
[16] | コードレビュー(プログラムリーディング) (ソフトウェア工学) |
Googleでも活用され、ペアプログラミング(エクストリームプログラミングのプラクティスの1つ)の代替手段とされているコードレビューを実際に体験します。ソースコード読解の定石に従いながらソースコードを読むことによってバグをみつけます。また、プログラムの難易度を予測するための方法を理論と実践から学びます。 | C言語かJava言語での簡単なプログラミング経験があること | 5 |
[17] | 拡張現実感のための画像処理実験 (視覚情報メディア) |
USBカメラで撮影された映像にCGを合成することで、あたかも目の前に仮想物体があるように見える拡張現実感技術を題材として画像処理の実習を行います。具体的には、カメラで撮影した画像中から肌色領域を検出することで、手とCGの隠蔽関係(前後関係)を正しく再現します。実習内容について、より詳しくは視覚情報メディア講座のページ( http://yokoya.naist.jp/ )をご覧下さい。 | C言語でのプログラミング経験があることが望ましい | 5 |
[18] | 体験学習!メカトロのコンピュータ制御 ~理論から応用まで~ (応用システム科学) |
ロボットなどに使われるコンピュータ制御の”からくり”や”しくみ”を学び,メカトロニクス(メカと電子工学の融合)の面白さに触れていただきます.設計ツールMATLABを使ってモータの制御を実習します. | 特になし | 定員に達しました(4) |
[19] | ドライビングシミュレータを用いたドライバ運転行動解析 (システム制御・管理) |
ドライビングシミュレータを使って運転行動データ(速度、アクセル・ブレーキ操作、視線移動、ビデオ映像など)を計測します。運転行動データを詳細に解析し、運転行動の危険度を定量的に評価します。運転行動の評価結果から、より安全な運転行動を行うための改善策について検討します。 | 自動車免許を持っていること | 3 |
[20] | マイクロマウスのフィードバック制御入門 (システム制御・管理) |
ニコニコ動画でも大人気のマイクロマウスロボットの制御を行います。マイクロマウスロボットはフィードバック制御をしないとすぐに壁に衝突してしまいます。直線では壁に衝突せずまっすぐに走り、コーナーではコースに沿って曲がるような制御則の開発を体験してみましょう。 | C言語プログラム経験 | 定員に達しました(2) |
[21] | 移動ロボットの地図生成問題に挑戦 (ロボティクス) |
近年,移動ロボットの地図生成としてSimultaneous localization and mappingの研究が盛んに行われております.本研修では,実際にロボットが取得したレンジデータを用いて地図生成に挑戦します. | プログラミング経験があること.当日は,C言語またはC++を用いてプログラミングを行う予定ですが,その他の言語を利用することも可能です. | 3 |
[22] | CO2センサから分かる、人の行動パターン (インターネット・アーキテクチャ) |
複数のCO2センサを設置して、情報を集めてみましょう。CO2濃度の変化から、人が建物のどこに存在し、活動しているかを知ることができます。CO2濃度をグラフィカルに表示することも併せて行います。センサからのデータ取得方法から保存方法、WEB上でのデータの可視化手法まで実際のデータを使いながら体験学習できます。 | プログラミングの初歩的な知識(JavaやWEBアプリケーション開発に関する知識があると演習を進めやすい) | 定員に達しました(2) |
[23] | プログラムの似た部分を分析しよう ~コードクローン分析ツール入門~ (ソフトウェア設計学) |
コードクローンとは,プログラム中の同一もしくは類似した部分のことです.もし,プログラム中からバグが見つかると,そのコードクローンについても全て検査を行う必要があることから,コードクローンはソフトウェアの開発を困難にすると指摘されています.この実習では,コードクローン分析ツールを使ったコードクローンの発見や発見したコードクローンを1つにまとめる作業を行います.必須ではありませんが,皆さんが過去に作成したC/C++言語やJava言語のプログラムを持ってきてもらえれば,そのプログラム中のコードクローンを分析することもできます. | プログラムに関する基礎知識があることが望ましい(言語不問) | 3 |
[24] | ソフトウェア開発を振り返る ~ツールを使ったプロジェクト分析体験~ (ソフトウェア設計学) |
銀行 ATM や鉄道会社のソフトウェア障害が社会的に多大な影響を及ぼすようになり,ソフトウェア開発の事後分析が重要視されるようになっています.本実習では,小規模なプロジェクトを対象とした事後分析を体験してもらいます.分析は簡単な操作でプロジェクトを振りかえることができる専用のツールを用いてPC上で行います. | プログラムに関する基礎知識があることが望ましい(言語不問) | 3 |
[25] | カーネル法によるデータ解析 (論理生命学) |
シンプルな計算により複雑な非線形処理を実現するカーネル法を用いたデータ解析を体験する。 | 特になし | 定員に達しました(2) |
[26] | 壊れるコンピュータと壊れないコンピュータ -信頼できるコンピュータを設計するには?- (コンピューティング・アーキテクチャ講座) |
電子制御される機器の増加に伴い、制御プログラムのミスや制御を行うコンピュータの故障によるトラブルも増えています。このテーマでは、ラジコンカーを制御するコンピュータの故障に関して、書き換え可能な回路を利用して実装したコンピュータに故障を入れてみて、故障時の動作の観察や耐故障設計の実装などを体験してもらいます。 | 論理回路/論理素子の基礎知識、プログラミング経験 | 定員に達しました(2) |
研究室見学
いつでも見学会のページから申込みしてください.
大学へのアクセス
- 本学へのアクセスページを参照してください。
宿泊情報
-
8月8, 9, 10日の学内宿泊施設(ゲストハウスせんたん)は満室になりました。キャンセル待ちのみ受付けます。
申込みをされた希望者の中で宿泊施設をキャンセルする場合は、できるだけ早くsbc2010 [at] is.naist.jpまで連絡してください。
近隣のホテル(有料)はQ&Aのページ(こちら)にあります。予約は自身で行ってください。
入試情報
- NAIST入試情報
- 情報科学研究科では、受験生の皆さんに本研究科を良く知っていただくために他にも様々なイベントを企画しています。 詳しくは、受験生のためのイベントカレンダーを参照してください。