研究設備の紹介

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- 場所:
- B308
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- 設備概要:
- 物体の3次元形状データを測定するレーザーレンジファインダで
す。物体を360度の全方向から観測して、円柱座標系の中心軸から物体の
表面までの距離を測定します。同時にカラー情報も得ることができます。
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- デモ内容:
- 見学者の顔面形状の測定、表示を実演します。

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- 場所:
- ロボット実験室(A111)
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- 設備概要:
- 行動型マルチエージェント環境を実現するためのロボット群.
多目的行動型エージェント,SA 型エージェント,Visual エージェン
ト,環境エージェント,三次元ポインタ,無線LAN
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- デモ内容:
- 行動型エージェントの簡単な動作デモと説明を行います.

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- 場所:
- A407
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- 設備概要:
- バーチャルリアリティ(仮想現実感)の研究を行
うための、高品位なグラフィック映像提示が行えます。世界
最高速グラフィックワークステーションのCG映像を大型で広
角なハイビジョンスクリーン(横配置3面各92インチ)に写
しだします。任意の三次元位置に仮想的に音源を定位させる
ことができる立体音響装置、頭部に装着するヘッドマウント
ディスプレイなど広範なバーチャルリアリティ研究に対応し
ています。
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- デモ内容:
- 医用画像,画像認識,手話伝送,情報考古学,3次元計測,マルチメディア,
各種デモ

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- 場所:
- B116
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- 設備内容:
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この設備は、112チャンネル16ビットの同時AD/DAが可能な音場制御システム
であります。
この音場制御システムを、以下に述べるような研究に用いております。
バーチャルリアリティといえば、視覚のバーチャルリアリティを連想しますが、
音のバーチャルリアリティも重要な研究課題です。当研究室では、ある別の場所の
音環境を今の場所に再現したり、人工的に生成した視覚情報に併せて音像を3次元
的に生成する研究を行っています。この実験設備を用いて3次元の音空間(音場)を
自由に制御する研究を行なっており、この技術を3次元の音の場を異なる場所に
再現する、音場符号化の技術に発展させたいと考えています。
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- デモ内容:
- 音響実験室と112チャンネル16ビットの同時AD/DAの説明、
この設備を用いた境界音場制御法に基づく音場再現と音場符号化
の説明、さらに、トランスオーラルに基づく音像の定位のデモを行なう。

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- 場所:
- B215
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- 設備概要:
- 論理回路の計算機援用設計 (Computer Aided Design, CAD) の
研究・教育を行なうための設備です。ハードウェア記述言語から
FPGA で論理回路の実現を行なうまでのソフトウェアとハードウェア
から構成されています。
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- デモ内容:
- 素数を計算する回路を例にして、CAD を用いた論理回路の設計と
実現の過程を示します。

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- 場所:
- B215
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- 設備概要:
- 計算機のハードウェアとソフトウェアを統合的に協調して設計し、
さらに実際に動作させるための設備です。
本設備は、ハードウェアの実時間での解析を可能にする論理エミュレータ、
作成した LSI の動作試験を行なう LSI テスタ、ハードウェアの動作の
ための基板作成装置、基板を挿入して実際に動作させたり、CAD
アルゴリズムの高速実行に用いられる並列計算機システムなどから
構成され、論理回路のCADやハードウェアソフトウェア協調設計の
研究・教育に使用されています。
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- デモ内容:
- 論理エミュレータを用いた高速論理シミュレーション、
切削加工による基板の作成、LSI テスタの動作の様子などを
示します。

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- 場所:
- B119, B121
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- 設備概要:
- 人間と機械が関わる場面としてプラント運転をとりあげ、
その場面で用いる、ヒューマンインタフェースの解析・評価、
及び、支援システムの設計・評価を行うための設備です。
訓練用プラントシミュレータと監視制御のための分散型計装制御システム
(DCS: Distributed Control System)から成るボイラープラントの仮想環境、
及び、オペレータ(被験者)の発話や操作などを 記録・解析するためのビデオ機器や
ワークステーション、オペレータの状態を観察するための脳波計や
視線分析装置などにより構成されています。
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- デモ内容:
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- プラント運転の実験設備の説明とともに、監視制御やプロトコル分析実験の解説を行います。
- 脳波を用いたプラントオペレータの思考状態推定手法についての解説を行います。

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- 場所:
- B103を中心とする、計算機室
- B102前室からガラスごしに計算機の見学
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- 設備概要:
- 曼陀羅ネットワークの核を構成する計算機、およびネットワー
ク機器です。 1Gbps を誇る ULTRA Network Hub や、1TB の
大容量ファイルサーバ、さらに36 CPU, 2GB Main Memory を
もつ並列計算機 などを見ることができます。
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- デモ内容:
- 実際に計算機室に入ることはできません。手前の廊下からガ
ラス越しに、上記曼陀羅ネットワークシステム群を見ること
ができます。また、パネルの展示も行ないます。

ロボティックス実験室
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- 場所:
- A507
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- 設備概要:
- ロボティックス実験設備として,視覚移動ロボット,注視ロボット,
全周囲観測ロボット,マイクロマウスなど,さまざまなロボットがあ
ります.これらのロボットには,それぞれ単独または複数のカメラが
搭載されており,カメラから得られた画像情報(ロボットの視覚)を利
用してロボットの移動を制御します.
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- デモ内容:
- 独立に動く2台のカメラを搭載したロボット``KANI''を用い,2台のカ
メラが室内環境にある同じ垂直線を注視しながら,ある一定の軌道を
進んでいく.

ATM実験装置
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- 場所:
- A508
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- 設備概要:
- 次世代統合ディジタル通信網として期待されるATM技術を現
在のコンピュータネットワークに適用し、広域かつ高速なネッ
トワークを実現するための研究設備です。ATMスイッチ、ルー
タ、トラヒック解析装置およびワークステーション群で構成
され、マルチベンダーかつマルチプラットフォームの実験環
境を提供しています。
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- デモ内容:
- パネルを用いた設備紹介と、マルチメディアアプリケーショ
ンのデモンストレーションを行なう予定です。

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- 場所:
- A508 ATM実験室
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- 設備概要:
- 本学で学術映像教材を作成するための映像機器です。放送局
レベルの高品位な撮影・編集・放送を行うことが可能です。
βカム、Hi-8、S-VHSなどのアナログ映像に加えて、D1、デ
ジタルβカムのデジタル映像にも対応していることが特徴で
す。校内向けに4チャンネルの放送を常時行い、大講義室、
電子水族館、MPEG2ビデオオンデマンドなどの映像サービス
を提供しています。
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- デモ内容:
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衛星通信(VSAT)実験設備
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- 場所:
- 情報研究科玄関前
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- 設備概要:
- 現在のコンピュータネットワークで利用されている地上網と
VSATを用いた衛星回線を統合し、双方が補完的かつ効率的に
利用可能なネットワーク技術の研究を行なうための設備です。
トランスポンダと通信を行なうためのパラボラアンテナと送
受信装置、およびワークステーションから構成されます。
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- デモ内容:
- 晴天の場合は情報研究科正面玄関前、雨天の場合はA408にて
パネルによる設備紹介を行ないます。

情報科学研究科 見学会WG, NAIST, Japan
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