知能コミュニケーション研究室の設樂 一碩さん(博士後期課程1年)らが、HCGシンポジウムにおいて最優秀インタラクティブ発表賞を受賞しました。(2021/12/17)

 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループが主催するHCGシンポジウムは、工学分野に加え、ヒューマンコミュニケーションに関係が深い心理学、デザイン学、生理学の分野に精通する関係者も集め、活発な議論の場を提供しています。19回目となる 今年度は、2021年12月15日から17日まで、オンライン開催されました。 image1
  • 受賞者/著者 Awardees/Authors :
     設樂一碩(D1)・田中宏季・浅田留美子(大阪府)・東山佳代(大阪府)・足立浩祥(大阪大学)・金山大祐(大阪大学)・阪上由香子(大阪大学)・工藤喬(大阪大学)・中村哲

  • 受賞研究テーマ Research theme:
    "SNSカウンセリングデータを用いた精神的な悩みの分析と検出"
     SNSを通じて行うカウンセリング窓口には、不安やストレスなどの精神的な悩み以外に、経済的支援や医療機関の案内などを必要とする相談も多く寄せられている。そのため、カウンセラーは相談場面において、複数回のテキストによるコミュニケーションにより「何を求める相談なのか」を引き出し・分析する作業を必要とする。専門外の相談を求められている場合には、他のどの窓口を案内するかを検討するが、この作業はカウンセラーにとって負担になっている。そこで、カウンセラーに相談内容のカテゴリを提示する補助システムの構築を目指す。本研究では、メッセージを入力とし相談カテゴリを出力する自動分類モデルを構築した。

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     この度は栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思います。日頃より手厚いご指導を頂いた先生方、多方面からご支援を頂いた共著者・関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。カウンセリングの支援技術の発展に向けて、今後より一層精進してまいります。

  • 外部リンク Links to:
    HCGシンポジウム2021受賞者一覧: https://www.hcg-ieice.org/hcg-symposium/2021/award/

>> 知能コミュニケーション研究室 Augmented Human Communication lab.