知能システム制御研究室の蓼沼知秀さん(博士前期課程2年)が、国際会議CHAOS2018において、Young Author AwardのFinalistに選ばれました。(2018/11/1)

   The 5th IFAC Conference on Analysis and Control of Chaotic Systems (CHAOS2018)は、3年に1度開催される複雑システムの解析および制御に関する国際会議です。2018年度は10月30日から11月1日までオランダ・アイントホーフェンにて開催されました。 tadenuma
  • 受賞者 Awardee:
     蓼沼 知秀 / Toshihide Tadenuma

  • 受賞研究テーマ
    "Sampled-Data State Observation over Lossy Networks under Round-Robin Scheduling"
     本研究では,IoT時代に向けた遠隔制御技術の一手法を提案しました。ネットワークを用いた通信路では、パケットロスと呼ばれる不規則なセンサ信号の損失が発生し、制御を難しいものとします。そこで本手法は、通信の負荷が低いラウンドロビンスケジューリングにおいて、パケットロスの影響を抑えた制御を行うことを可能としました。

  • 著者 Authors:
     蓼沼 知秀、小蔵 正輝、杉本 謙二 / Toshihide Tadenuma, Masaki Ogura, Kenji Sugimoto

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     このような賞を頂き、大変光栄に思います。 指導頂いた先生方と研究室の方々には、心より感謝を申し上げます。 これを励みに引続き研究に邁進してまいりたいと思います。

  • 外部リンク Links to:
    CHAOS2018 HP:https://chaos2018.dc.wtb.tue.nl/

>> 知能システム制御研究室 Intelligent System Control lab.