自然言語処理学研究室の椿 真史さん(修了生)らが、人工知能学会 2016年論文賞を受賞しました。(2017/6/26)

本賞は、人工知能学会会誌に発表された論文のうち、独創性、学術・技術上の寄与と波及効果、表現のわかり易さを考慮し、特に独創性を重視し、優秀と認められたものを表彰するものです。 20170626_tsubaki
  • 受賞者/著者 Awardee/Authors:
    椿 真史(2017年3月博士後期課程修了)、新保 仁、松本 裕治

  • 受賞テーマ Research theme:
    "意味構成のための非線形類似度学習"
    自然言語処理においては近年、機械学習を用いた意味解析の研究が盛んに行われています。本研究では特に、文の意味的な類似度に着目した新たな手法を考案しました。これは例えば、意味に基づく文書検索システムなどに応用可能な技術です。一方で機械学習手法としては、ニューラルネットワークとカーネルという2つの非線形手法を組み合わせており、近年大規模化する様々なデータに対して広く適用可能な技術となっています。

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
    論文賞、大変光栄に思います。ですが、僕は過去に興味ありません。いつも未来を見ているからです。次の研究と締切に全力を注ぎ続けたいと思います。

>> 自然言語処理学研究室 Computational Linguistics lab.