生体医用画像研究室の佐野 徳美さん(博士前期課程2年)が、電子情報通信学会 医用画像研究会 MI研究奨励賞を受賞しました。(2017/5/25)

電子情報通信学会 医用画像研究会(MI研)は、医用画像に関連するイメージサイエンス・画像情報理論・像形成理論,人体その 他の生体の画像の生成理論と実現技術(CT,MRI,超音波,RI,機能画像 化,組成画像化,医用動画像)などに関する研究発表と討論を行う場です。 MI研究奨励賞は、若手研究者(35歳以下)による優れた研究発表に対し授与される賞です。
  • 受賞者 Awardees:
    佐野 徳美
    labol
  • 受賞テーマ
    "筋機能解析のための機械式リニアガイドを用いた三次元超音波画像再構成"
    スポーツ科学やリハビリテーションへの応用を目指して,超音波断層像を用いて筋肉の3次元的な動きを解析する研究を行っています。今回の発表では、まず、超音波画像を3次元的に獲得するためのプローブ走査装置をスクラッチから構築しました。さらに、本装置によって人の腕の3次元画像データを複数の筋力発揮状態で獲得し、これらの状態間での3次元的な変形解析を行うシステムを開発しました。

  • 著者 Authors:
    佐野 徳美、福田 紀生、Zahnd Guillaume、大竹 義人、阿部 真悟、 近田 彰治、佐藤 嘉伸

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
    大学院において、自分の興味あるテーマでこのような賞を頂くことができました。この奈良先端大に入学してから、先生方やスタッフの方に大変お世話になったこともあり、このような結果を残せたことは嬉しく思っています。
    中でも、時を同じくして入学した同期メンバーに恵まれたこともあり、プライベートでは楽しく、研究では共に切磋琢磨できる環境に身を置くことができたことも今回の受賞につながったと思います。
    今後も、初心を忘れずに研究活動に邁進していきたいです。協力していただいた皆様、心から感謝の気持ちと御礼を申しあげます。

>> 生体医用画像研究室 Imaging-based Computational Biomedicine lab.