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計算メカニズム学研究室の宮原一喜さん(博士後期課程1年)、矢野正人さん(博士前期課程2年)、知能コミュニケーション研究室の髙道慎之介さん(博士後期課程1年)が、第15回キャンパスベンチャーグランプリ大阪においてテクノロジー部門優秀賞を受賞しました。(2014/01/21)

キャンパスベンチャーグランプリ大阪は起業を目指す学生の支援と新産業の創出、人材育成を目的としてスタートし、今年で15回目を迎えた学生起業コンテストの草分け的存在です。今回は36の大学・高専・専門学校から213件の応募があり、最優秀賞1件、優秀賞2件、特別賞4件他、計18件のプランが受賞しました。コンテストと受賞プランの詳細は2014年1月21日付の日刊工業新聞14—16面に掲載されています。
左から矢野さん、宮原さん、髙道さん

  • 受賞プラン「好きな声から学べる日本人向け英語発音矯正アプリ」
    「いつでも・いつまでも楽しい英語発音学習」をコンセプトとし、これまでにない英語発音矯正アプリケーションをGoogle PlayストアやApple App Storeで販売します。我々のアプリケーションには二つの特徴があり、その一つは発音の見本となる英文を利用者の選んだ任意の声で再生できること、もう一つは、利用者の発音の誤りをわかりやすい形で指摘できることです。一つ目の特徴は「固有声変換技術」を用いて実現します。この技術は、入力された任意の音声から話者の声の特徴を抽出することで、任意の文書をその話者の声で読み上げることを可能にします。この技術を活用し、有名俳優・女優、アニメのキャラクターの声から英語発音を学べる追加ダウンロードコンテンツの販売も行います。
  • 受賞についてのコメント
    このたびは栄誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。本プランは本学情報科学研究科の学生支援事業CICP (Creative and International Competitiveness Project) の援助のもと、我々が開発したアプリケーションを活用したものです。情報科学研究科教務部会長の伊藤実教授、CICP運営委員の飯田元教授、笠原正治教授に感謝いたします。また、知能コミュニケーション研究室の戸田智基准教授からは貴重なご意見を賜りました。心より感謝いたします。

>> 計算メカニズム学研究室
>> 知能コミュニケーション研究室