シェアする

ソフトウェア基礎学研究室の阪口紘生さん(M1)が、情報処理学会 第21回マルチメディア通信と分散処理ワークショップにおいて優秀プレゼンテーション賞を受賞しました.(2013/12/6)

  • 研究概要は以下の通りです。
近年,車社会の発展に向けて車同士が自律的にネットワークを構築する VANETに関する研究が盛んに行われている.VANETでは位置情報を利用しルーティングを行うジオメトリックルーティングが多く利用されるが,ジオメトリックルーティングでは通信を確立するために一定以上の車両密度が必要であり,車両密度の低い郊外での使用は難しい.しかし,広い範囲の道路での通信を実現するためには都市部であっても郊外であっても一様に動作するシームレスなルーティングプロトコルが望まれる.本研究では,車両密度に影響を受けずにパケットを 配送するため,路上に設定された無線基地局間で車両を伝送媒体としてパケットを転送する新たなネットワーク形態を提案し,そのネットワーク上でルーティングを行うメトリックベースの距離ベクトルルーティング手法を提案する.

>> ソフトウェア基礎学研究室