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視覚情報メディア研究室の中島悠太助教、横矢直和教授が2013 IEEE International Conference on Image Processing (ICIP 2013)においてOpen Paper Awardを受賞しました(2013/9/17)

同賞は国際会議ICIP2013に採択された論文のうち、査読者が高い評価を与えた上位10%からさらに同分野の専門家による厳選な審査を経て選出された3本の論文に授与される賞です。 今年でで20周年を迎えた同国際会議は、画像・映像の処理の理論や実験、応用に関する先進的な研究成果を発表する場となっています。


  • 受賞研究テーマ
    "Inferring what the videographer wanted to capture"
    本研究は撮影者の意図に起因する映像中の重要領域を推定することを目標として、 シーン中の各オブジェクト(人、モノ、景色など)の動きに対して撮影者がどのようにカメラを動かしたかなどに基づく確率モデルを提案します。 重要領域の推定には、映像要約、映像のリサイズなどをはじめとしたさまざまなアプリケーションが考えられます。

  • 受賞についてのコメント
    このたびは、このような名誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。 本研究は、従来研究に先例を見ない新しい概念「撮影者の意図に起因した映像中の重要領域」を提案するものです。 この研究成果が新しい推定手法や応用の提案につながることを願うと共に、今回の受賞に当たり、関連する皆様に深く感謝いたします。

>> 視覚情報メディア研究室