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音情報処理学研究室の猿渡洋 准教授が第45回 新技術開発財団 市村学術賞・功績賞を受賞(2013/4/25)
市村学術賞は、大学ならびに研究機関で行われた研究のうち、学術分野の進展に貢献し、実用化の可能性のある研究に功績のあった50歳以下の研究者に贈呈されます。功績賞は原則年間2件選定され、賞金と記念牌に加え、受賞研究に関連する国際会議へ渡航費、受賞者が国際会議を主催する費用の一部が助成されます。授賞式は、総裁である故寬仁親王殿下に代わり彬子女王殿下、文部科学大臣、経済産業大臣同席のもとで執り行われます。(授賞式:2013/4/25)
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- 受賞研究テーマ
高次統計量追跡に基づくブラインド音声抽出およびその高品質化(詳細は財団の受賞研究業績ページを参照)
- 受賞についてのコメント
この度はこのような栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。本賞で評価された研究業績は、私が奈良先端大にて10年以上に渡って取り組んできた「情報幾何学に基づくブラインド音源分離」及び「高次統計量追跡による非線形システム最適化」の研究に関するものであります。その成果が高く評価されたことを誇りに思うとともに、これを励みにして更なる研究の発展を図りたいと思います。常日頃よりご指導・ご協力頂く音情報処理学研究室・鹿野清宏教授や学生の皆様、共同研究の皆様に深く感謝申し上げます。