ソフトウェア工学研究室の中野大輔さん(博士前期課程2年)が 第19回 ソフトウェア工学の基礎ワークショップにおいて貢献賞を受賞しました.(2012/12/15)

ソフトウェア工学の基礎ワークショップは,日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会が主催する伝統ある会議で,2012年度(第19回)は103名の参加者がありました. 貢献賞は,フルペーパー,及び,ショートペーパー発表の中から,深い問題提起や優れたプレゼンテーションを行うなど,参加者に大きな貢献を与えた発表者に与えられるもので, 参加者全員による投票によって選ばれます.


  • 受賞研究テーマ
    受賞した発表論文「バグモジュール予測を用いたテスト工数割り当て戦略」は, ソフトウェア工学研究室の門田暁人准教授,松本健一教授との共著論文です. 本論文は,バグモジュール予測に基づくテストの効果を評価するシミュレーション方法を提案し, Eclipseデータセットを用いて多数のテスト戦略を比較しています. テストの効率化は多くの企業が課題としていることから,本発表の質疑応答は大いに盛り上がり, 参加者に大きなインパクトを与えたことから,高い評価を受けました.

  • 受賞についてのコメント
    研究発表に関して,熱心な御指導を頂いたおかげだと思います. 松本健一教授,門田暁人准教授,伊原彰紀助教には日頃から熱心な御指導を頂きました. この場を借りてお礼を申し上げます.

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