漏洩同軸ケーブルを用いた車両速度センシングシステム

丸山 拓起 (1251100)


トンネル内部や地下街などにおいて,漏洩同軸ケーブル (LCX:Leaky CoaXial cable) が緊急用無線設備として各地で導入されている. 近年,LCXは無線設備としてだけでなく,広範囲を検出可能なワイアレスセンサとして使用されており, LCXを用いた物体検出技術の研究が行われている. 本研究では,バイスタティックレーダーに基づく新しいワイアレスセンサを提案する. 交通量を把握する上で,車両速度,車両位置,車両の数などといった情報は重要である. システムの第1段階として,車両速度の検出手法について検討を行った. 送信用ケーブルと受信用ケーブルの2本のLCXを使用し,地上デジタル放送の信号をセンシング用信号として利用する. 車両速度を検出するための信号処理手法について述べる.