しかし,これまで提案されている手法では,投影対象の物体は剛体であることを仮定しており,形状デザインをその場で変更するような見た目のシミュレーションは困難であった.
本研究では,プロジェクタカメラシステムを用いて,柔軟物体の形状計測と物体表面に配置したマーカを認識することで,物体形状が変更された場合においても適切にテクスチャ投影を行える投影型拡張現実感システムを作成し投影精度の定量評価を行ったので,これを報告する.