本研究ではライドシェアの相手を探す際のドライバからの提供情報に着目し,心理分析と既存のマッチングサイトの実態分析を行った.心理分析と実態分析の結果から、同乗希望者が必要としていてもその情報について記述していないドライバが多くいることがわかった.ドライバに情報の提供を促すために,公開している情報からマッチングの成立する可能性を求め示すことにした.出発地・目的地,日時といった前提条件,過去のライドシェア経験,ドライバの公開している情報についてそれぞれ情報がマッチングに与える影響を分析し,それらの情報からマッチングの成立する可能性Tを計算するモデルを構築した.