Cyanobacteriaおよびα-Proteobacteriaの遺伝子を用いたオルガネラ遺伝子の探索

服部 雄太 (1051143)


ミトコンドリアと葉緑体の起源は微生物であり、これらが宿主の細胞内部に取り込まれることによりオルガネラ化したと考えられている。

これを細胞内共生説と呼ぶ。この過程でミトコンドリアと葉緑体は持っている遺伝子がいくつか染色体に移されている。

これにより共生した微生物を制御してオルガネラ化させたと考えられている。

本研究では、この共生した微生物に近縁な微生物の遺伝子と染色体に移ったと予想される遺伝子の間にオーソログ関係を作り出し、核に移った遺伝子を特定する方法を提案する。