高精細3次元ビデオ生成のためのパンチルトカメラによるズームアップ撮影システム
藤根成暢 (1051094)
無形文化財のテ?シ?タル保存やその解析を目標として,多視点画像系列からの高精細な
3次元ヒ?テ?オの生成を目標とする.
従来のス?ームアウトカメラ撮影て?は, 復元の解像度やテクスチャの品質に限界がある.
そこで本研究て?は,伝統舞踊を対象とし,複数のハ?ンチルトカメラて?対象の各部ズームアップ撮影することて?,
形状復元の解像度向上と誤差低減,およひ?高品質テクスチャの取得を目的とする.
技術的な課題は,和装による舞踊における3次元形状の変化を考慮しつつ,各瞬間においてより形状
復元誤差か?小さく,かつテクスチャをより高精細に撮影て?るようにすへ?てのハ?ンチルトカメラ
の視線方向を決定することにある.
こうしたカメラワーク決定のために,人体全身の形状を実時間て?解析することは難しいため,
本研究て?は,舞踊の動作を既知とし,事前に計測した対象の時系列3次元形状において,各カメラが
撮影対象としうる人体ハ?ーツの位置・形状を解析しておく.
本番撮影時には,オンラインて?復元された形状と学習テ?ータを比較し,類似する学習テ?ータに対応す
る人体ハ?ーツの配置から,オンラインの人体ハ?ーツ配置を推定する.
この配置に基つ?き,複数の評価関数を指標としてカメラワークを高速に決定し,
対象をス?ームアッフ?撮影する.
実験て?は,提案手法によりボリュームデータの検索速度と精度,人体パーツ分割の有効性を確認した.