この見かけの変化は画像計測からの物体認識を難しくし,コンピュータビジョンにおける課題となっている.
本研究では,この問題を解決する手法として,プロジェクタカメラ系による照明制御を用いた 新しい画像取得方法を提案し,競合手法との比較より提案手法の有効性を検証する.
また,提案手法は,取得画像に加えて投影画像を用いることでダイナミックレンジの 高い画像を取得することが可能となることが考えられる.
そこで,類似物体の識別実験よりこの能力についても有効性を検証する.