連続動作の分節化と認識システム構築のためのパス重みDPマッチングの提案

柴田傑 (055106i1)


本研究では, 人が動作を学習する場合の支援をアプリケーションとして 想定する. 計算機が人の動きを認識し, 動作の学習者の動きを把握する ことで, 学習者の動作の失敗を指摘するシステムである. このようなシステムの構築を目的とし, ロバストな動作認識を行う 手法としてパス重みつきDPマッチングを提案する. パス重みつき DPマッチングはパスに重みを設定したDPマッチングである. これにより, マッチングのテンプレートにノイズが含まれる場合も ロバストに認識を行う. 発表では, パス重みつきDPマッチングの 定式化および, 磁気センサを入力としたパス重みつきDPマッチング による動作認識の実験の結果についてのべる.