データパス遅延故障のテストのための直交スキャン設計に関する研究

川口 渉 (0451043)


レジスタ転送レベル(RTL)データパスに対する遅延故障テストのための直交スキャン設計法を提案する。具体的には与えられたRTLデータパスに対して、遅延故障を検出するための任意の2パターンを印加可能にするためのテスト容易化設計法として直交スキャンパス設計法を提案する。また、直交スキャンを用いたスキュードロードテストのための遅延故障テスト生成モデルを提案する。提案するテスト生成モデルでは縮退故障のテスト生成アルゴリズムを用いて、遅延故障のテスト生成が可能となり、高品質なテストを高速に生成することができる。ベンチマーク回路を用いた評価実験では提案するテスト容易化設計法はしたテスト生成モデルは従来法に比べ故障検出率が高いことを示す。 paragraph delimiter

あとは、自由に HTML でつくってもらって結構です。なお、全体の分量として は、このページをプリントアウトした時に、A4 一枚程度になるようにしてく ださい。