本論では、これに対応するソフトウェア開発手法としてアクティブソフトウェアを取り 上げる。
このアクティブソフトウェアとは、自らの計算環境に応じて能動的に処理を選択できること、 動的に自己を調整、訂正できることなどの特徴を持つソフトウェアである。
そのアクティブソフトウェアを実現するためには、自発的に機能するオブジェクトを 用いた方法が有効であると考え、Java言語を用いてこれを実現する方法を提案する。