本発表では、IP over WDM を実現するスイッチング技術の一つである光バーストスイッチングの新たなバースト生成方式として、目的地ごとに蓄積されたパケットからラウンドロビンに従ってバーストを生成し、スケジューラを介することで一定間隔でバーストを送信するラウンドロビン型バースト生成方式を提案する。
提案手法の性能評価を行うために、一定間隔到着とポアソン到着を有する即時系待ち行列モデルを考え、待ち行列理論を用いてバースト棄却率とバーストスループットを導出する。
数値例では、シミュレーション結果や、従来の解析手法であるアーラン呼損式による結果と比較し、理論解析と提案方式の有効性を示す。また、バーストスループットからパケットスループットを導出し、シミュレーション結果と比較することで、その有効性について議論する。