プロセス資産の再利用を支援するコンポーネント指向プロセスモデルの提案

後藤徹平 (0151042)


CMM/CMMIの成熟度レベル3に基づくプロセス改善活動では,組織のプロセス資産を 記述・再利用することが求められるが,そのために適したプロセスモデルはない. そこでプロセス資産の再利用を支援するため,CMM/CMMIのプロセス資産を基に, ソフトウェアシステムのコンポーネント化の仕組みを取り入れてプロセスモデルのコンポーネント化を行った. 本発表では,コンポーネント化されたプロセス資産を用いることで ソフトウェアプロセスの再利用を支援するプロセスモデルの提案と, そのプロセスモデルに基づいてプロジェクトの計画を策定・ 進捗を管理するプロセス中心型環境の設計について述べる.