題目

鈴木 真人 (0051050)


近年,携帯情報端末に Java の実行環境を搭載することが一般的になりつつある. Javaバイトコードを直接実行できる Java プロセッサはソフトウェアと比較して 実行速度及び省メモリ性に優れており,組み込み分野への応用が期待されている.

本発表では,Javaプロセッサの実行効率を向上するための手法として,実行時コー ド変換機構を提案し,その評価について述べる Javaでは演算の前後にスタック操作が必要となるが,バイトコード実行中にこれ らの命令列をRISC型の拡張コードに変更して命令キャッシュを書き換えることで, 繰り返し実行での効率を向上させる. バイトコードの実行とコード変換を並行して行なうことで,コード変換のハード ウェア量を抑えたままで,複雑なコード変換に対応できる.

この実行時コード変換機構を付加した Java プロセッサを設計し,シミュレーショ ンによる性能評価を行なった.また,実行時コード変換機構を論理合成し,従来 手法との比較について述べる.