組み込み向けシステムを対象とする テンプレートを用いたデバイスドライバの生成手法の提案

村上 智一 (9951110)


家電製品や計測機器などに組み込まれているコンピュータ、いわゆる、組み込 みシステムが重要視され、様々なシステムが開発されている。それに伴い、製 品に組み込むソフトウェアの開発を短期間で行なう事が要求され、開発者にとっ て大きな負担となっている。組み込みシステムに OS を用いることにより、ソ フトウェアの再利用性の向上、ハードウェアの変化への対応の集中化により開 発工数を削減することができる。そこで本研究では、組み込みシステムを対象 としたデバイスドライバの自動生成を目的とし、テンプレートを用いた生成の モデルと、その具体的な生成手法とを提案する。まず、操作にタイミング制御 を必要としないデバイスドライバを生成し、テンプレートの再利用性とデバイ スドライバを作成する際にかかる労力の削減を確認した。次に、操作にタイミ ング制御を必要とするデバイスドライバを生成し、ソフトウェアシミュレータ により、動作検証を行った。さらに、2種類の OS に対応している 1つのテン プレートから、それぞれの OS に対応した 2種類のデバイスドライバを生成す る手法を提案した。その結果、テンプレートの再利用性をより高めることがで きた。