そこで本論文では、ソフトウェア無線における効果的な誤り訂正技術と変調方式 について研究した。その結果、ターボ符号において復号繰り返し数がある程度あれば 良いことと、ターボ符号とビタビ復号を比べた場合、 信号対雑音比の値によって 適応的にこの二つの誤り訂正方法を変更させることでより良い誤り訂正が可能 であることを示した。また 変調方式においてもフェージング等の影響で 信号対雑音比 が低くなった場合には 4相位相 変調 から 2相位相変調 へと 変調方式を変えてやることで伝送容量は小さくなるものの、誤り率を減らすことができること を示した。