統計的先読み選択手法を用いたWWW先読み代理サーバの設計と実装
吉岡 恒夫 (9751117)
現在、WWWは広く社会に浸透してきており、重要なサービスとなっている。
しかし、遅延や帯域幅の制限により、人間にとって十分に短い取得時間が
得られていない。一方、WWWはハイパーリンクと呼ばれる構造で互いに関連
づけられおり、ユーザはリンクをたどってページ間を移動することが多い。
この性質を利用して、リンク先をあらかじめ取得しておくことにより、
取得時間短縮を行なう先読み技術が研究されている。
しかし、すべてのリンク先を取得することはネットワークの帯域やマシンの負荷
などの制限により難しい。
そのため、少ないトラフィックで取得時間を短縮する戦略が求められている。
本研究ではリンクには利用に偏りがあるという性質を利用して、リンクの遷移確率の高いものから順に先読みする戦略を提案する。
そして、その戦略を実現するシステムを設計、実装を行ない、実際の環境における運用によってその性能を評価した。
あとは、自由に HTML でつくってもらって結構です。なお、全体の分量として
は、このページをプリントアウトした時に、A4 一枚程度になるようにしてく
ださい。