インタラクティブシステムの形式的手法を用いた設計法

池田 瑞穂 (9751008)



現在インタラクティブシステム開発の問題として,
設計のガイドラインが断片的である,
設計方法論として体系化されていない,
全体の整合性が取れていないなどが挙げられる.

ここでは,設計の上流工程から適用できる体系化された
インタラクティブシステム設計法(図1)を提案する.

まず,設計をユーザタスクの記述から始める.
これにはタスク図と呼ばれる形式的記述法を用いる(図2).
次に,上位タスクをサブタスクに分解することで詳細化する.
詳細化されたタスク図にユーザインタフェース設計情報を
追加することにより,プロトタイプの自動生成が可能となる.