ATMバックボーンネットワークにおける動的帯域配分システムの構築と評価

竹永 吉伸(9651068)


近年ATMネットワークが広く普及し、LANあるいはインターネットバックボーン用のインフラストラクチャとして利用されるケースが多くなってきた。ATMネットワークはコネクション指向のネットワークであるため、呼の設定を行う際に利用者に対して利用帯域の保証を行うことができる。これは従来のコネクションレス型のネットワークでは実現できなかった機能である。しかしその一方、ATMネットワークでは回線に空き帯域がある場合にも利用者が決められた帯域を越えて利用することができないため、回線の有効利用が難しいという問題がある。

そこで本発表ではバックボーンネットワークに利用されるATMに着目し、利用者に対して利用帯域の保証を行いつつ回線帯域の有効利用を可能とするサービスモデルDBRを提案する。次にこのサービスモデルを実現するソフトウェアPOCOを設計・実装し、運用実験を行った結果について報告する。この実験により、ATMネットワークの空き帯域を利用者に配分し、有効に活用できることを示す。またこの実験結果を通して提案モデルDBRの妥当性について考察を加える。


参考資料

http://www.wide.ad.jp/wg/mawi/mrtg/ (WIDEインターネット・バックボーントラヒック状況)
http://hayate.aist-nara.ac.jp/member/yoshin-t/MRTG/atm-bb/cisco6.nara.wide.ad.jp.3.html (NAIST <---> WIDE ATM BB)
http://www.so-net.or.jp/APinfo/point/Nara.html (ソネット坊やの渋滞情報:奈良AP)
http://www.sinfony.ad.jp/backbone/over.htm (商用ネットワークSinfonyの対海外接続線トラヒック状況)