外交関連の場で、ネットからコピペされた「日本国内の見識と相違する文化情報」
が配布された事があったと伺った事がございます。
文化を守る部署の方々よりも外交・国際交流ご専門の皆様の方が、海外の多くの人々向けに、
母国文化を使った国際交流は多いのではないでしょうか。
しかしながら、ご予算の少なさや、入手ルートの不明・情報錯誤などで 多くの方が、
「母国文化と称しながら、安価な海外素材を使用」していらっしゃるのではないでしょうか?
その行為は、イベント自体はお客様が楽しんで終わった事で成功したとしても
本来ではない安価な素材の品質を印象付け、「日本を敬意に値しない文化の国」と判断されます。
海外ゲストにとって、イベント体験が楽しく印象に残ったとしても、後に残る品の品質が
高くなければ、心を打たず、その国の文化を軽んじてしまう事でしょう。
そして後年、それが安価な素材で、もっと品質の高い品があることを発見した時、
がっかりとなさって日本人に対する信頼を失ってしまわれるかもしれないからです。
また、本来の良い品質の物が、国内外で認知されなくなり、絶滅します。
文化を謳い・利用した娯楽イベントが、逆に「真の文化と交流」を破壊する行為につながってしまうのです。
今、海外の知識人・セレブ方は、想像以上に日本文化に精通していらっしゃいます。