第3部 外部評価

第2章 本学修了生による評価

 もう1つの外部評価の方法として,当研究科博士前期課程および後期課程を修了した皆さんに,在学中に経験したこと,あるいは,修了後に学外から見たことを基に,研究科の評価をお願いした。
 何について評価してほしいのかをはっきりとさせるために,項目を決めたアンケート方式にすることになった。しかし,各項目に沿って自由に意見を述べて貰えるように配慮した。
 アンケートは,住所の確実な400名に,8月3日頃に郵送して,8月31日頃までに,匿名で回答を返送されるように依頼した。お盆の休みがあり,回答までの期間が短かったためか,回答者数は134名(回収率33.5%)であった。
 集計は,各項目の回答数を数えて,比率を計算し円グラフに表示した。自由な意見はほぼそのまま列記するにとどめている。ただし,教官の個人名が数箇所に出ていたが,それらは記号に置き換えた。
 われわれが気付かない側面からの貴重な意見があった。今後の研究科の参考になる。また,回答の中から,修了生がそれぞれの持ち場で活躍している様子が伺われて大いに力付けられた。


※ 集計時のコメント
 回答の選択肢が数字になっている項目については本来,択一式ではあるがアンケートの中で複数回答をしているものが含まれており,集計時においては全てをカウントした。

= = = = = = = = = = == = = = = = = = = アンケートの項目 = = = = = = = = = == = = = = = = = =
○ 回答の項目が数字の番号(5 4 3 2 1 0)のものは, 1つ選択してください。
○ 回答の項目がアルファベット(a b c d e ..)のものは, 該当するものを複数選んで戴いても結構です。 x には, 皆さんの自由な観点からの意見を記載してください。
○ 回答項目の右の空欄に, 選択された項目に関連したご意見を書いてください。
= = = = = = = = = = == = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = == = = = = = = = = =

[001] あなたが修了された時期は何時ですか
博士前期課程( 年 月), 博士後期課程( 年 月)
    博士前期課程94年9月: 3名
    博士前期課程95年3月:33名
    博士前期課程95年9月: 1名
    博士前期課程96年3月:25名
    博士前期課程96年9月: 2名
    博士前期課程97年3月:30名
    博士前期課程97年9月: 2名
    博士前期課程98年3月:32名
    博士後期課程97年3月: 1名
    博士後期課程98年3月: 4名
    博士後期課程98年6月: 1名


[I] 教育について
 [101] 前期課程の授業全般を見て科目とその内容はいかがでしたか(回答:126)
 [a] 多分野に亙り内容も充実していた:39 (23%)
 [b] 卒業した学部の分野の多様な学生に良く対応していたが 内容のレベルにばらつきがあった
   :57 (35%)
 [c] 情報科学の分野としてバランスが取れていた:31 (19%)
 [d] 科目は多かったが科目間の関連が判りにくい:32 (19%)
 [e] 大学院の授業として特徴に欠けている:7 (4%)
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 [x] その他の意見・感想:
・私は後期の学生でしたので,面白そうなものだけをのぞきましたが,それに限っては興味深かったです。
・情報科学の分野としてバランスが取れていたとは思わない。しかし,先端の技術内容が盛り込まれた充実した授業だったと思う。それはそれでよかったと思う。
・研究と直接関係がある授業が少ないのでは。
・講師陣の能力にばらつきがあった。
・阪大情と比べ,レベルは高いと思います。
・基礎科目は他分野出身者にとっても簡単すぎる場合があった。
・阪大卒の人間に有利な科目があったと思う。
・非情報系の私にとっては,とても充実していたと思います。今の業務上も役に立っています。
・授業数の多さ(選択肢の多さ)は良い。
・ハードウェアの授業(電子,電気工学等)が,もう少しあっても良かったと思う。授業内容が,ソフトウェアに偏っているような印象を受けた。
・大学院ではなく,学部学生向けのような授業が多かった。
・関連図を作成し,それらの科目はどの研究分野で必要とされているかを書いてくれていると助かるを思う
・多分野だったが内容が高度で難しい
・大学の延長のような授業もあり,初めての人には少しわかりにくい部分もある。また,優・良・可の評価を廃止すべき。
・私が受講させて頂いた時は情報以外の学科出身者向けの講義が年度後半に配置されるなど少なくとも私にとっては厳しいカリキュラムでした。
・いろいろ取ってみたが,研究室も忙しく両立するのが難しいときもあった。今から思うと,自分の研究分野以外の科目ももっと積極的に勉強をすれば良かったと後悔している。
・情報系以外の出身者への配慮が感じられた
・他の大学院に比べて大変専門的で具体的な内容だった。そのかわり,全般に広くということではなかったが大学院であるし,それは構わないと思った。


 [102] 基礎科目(概論, 基礎数学)を受けられた人にお尋ねします(回答:66)
 [5] 他分野の学部・学科を卒業したものにとって情報科学の基礎が良く判った :18 (27%)
 [4] 内容をすべて理解するには至らなかったが, 考え方は判った:32 (49%)
 [3] 時間が限られているので, 内容が十分でなかった:14 (21%)
 [2] 受講している時は判らなかったが少ししてから(6月以降に)判るようになった:2(3%)
 [1] 専門用語も含めて, 全く判らなかった:0
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 [x] 基礎科目はどのようなものが良いでしょうか:
・どのようなものであっても,もう少し時間をかけてほしかったです。
・数学,統計
・計算機のアーキテクチャに関連するもの。
・コンピューターやネットワークの基礎的な知識が得られるもの。
・自習でも学習できる程度のことはいらないのでは?
・情報分野全般を見渡せる通説のようなもの。
・そもそも情報科学とは何かを問う授業が必要である。
・電子回路などハード的なもの。
・基礎科目の講義では数学やプログラミングのような本当に基礎的なことを行い,その後唐突に専門科目(特論など)に移行していったものもあったと記憶している。学生の情報科学に関する専門知識のレベルも様々で,基礎科目は他分野からの入学者にとって拠り所となるはず。この学校の性質から考えると,学部レベルの専門科目の内容でワンクッション置くのも一つの方法だったのかも知れない(一般の大学院のあるべき姿とは矛盾し,時間的な問題もあるが・・・)
・プログラミング実習
・受けていない

 [103] 専門科目の授業だけに限って考えるといかがですか(回答:129)
 [5] 科目の分野および内容も充実している:12 (9%)
 [4] 関心のある授業を受けることができた:71 (55%)
 [3] 科目数は多いが, 関心のある内容のものが少なかった:15 (12%)
 [2] 理論と実際の隔たりが大きく, その結び付きが判りにくい :24 (19%)
 [1] 学部の授業と変わりがなかった:7 (5%)
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 [x] その他の意見・感想:
・私がのぞいた限りでは,4期制のためけっこう進度が速く気合いが必要と思いました。
・大半の科目内容は充実していたが,教える側の指導方法にバラツキがあり判りにくい場合が多かった。
・特定の分野を深く勉強できた。望ましいと思う。
・もっと専門度の高い授業が必要だと思う。
・個人の趣味に走っている授業があり,聞いていてつらかった。
・授業が本当に必要かどうか疑問。バックグランドを生かす方向を模索すべき。
・科目によって,内容のレベルがばらついていた。
・教授法を学んでほしい。
・覚悟していたこととはいえ,いざ専門科目の講義となるとやはり自分の専門の差を痛感した。

 [104] 共通科目(学際領域特論, 数理科学概論, 英語コミュニケーション法)(回答:124)
 [5] いろいろの内容のものがあって, 情報科学に偏らなくて良かった:42 (34%)
 [4] 他分野の著名な先生の講義が受けられてとても良かった :36 (29%)
 [3] 授業内容は良いのだが, 人数が多くて先生とのコミュニケーションが取れなかった
:21 (17%)
 [2] 3科目6単位必須でなく, 専門科目で替えることもできるようにしてほしかった :16 (13%)
 [1] 大学院としては要らないと思う :9 (7%)
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 [x] その他の意見・感想(共通科目としてどのようなものが良いか等):
・奈良先端の授業の中で最も良いのが学際であったとも思う。
・少人数によるディスカッションできる授業が必要と思われる。
・英語コミュニケーション法はいらないと思う。これらの実力が短期の授業で見につくとは思わない。独学でいいと思う。
・A先生の授業はためになりました。
・英語を取ったが,講師からの一方的な内容に終わっていたと思う。
・履修していないためわかりません。
・代わりに付近の大学の阪大・京大のゼミをうけれるようにしたら。
・学内にバイオの研究科があるのだから,その系統のもの。
・生徒にアンケートをとって次期の科目決定時に反映すれば良いのでは?
・文科系科目
・最初からいいかげんな雰囲気が漂っていた。
・ARTがかなり必要 作家とかアーティストなど。
・基本事項および本質がわかる授業が理想です。
・従来文系に分類されていたが情報科学の技術を積極的に取り入れている分野をもっと組み込むと面白いと思います。
・あったかどうか覚えていないが「特許」。
・情報科学にこだわらない授業科目があり面白かった。
・下記の英語の講座を受講したかったです。
なお, 「英語」については, 平成10年から, 「英語コミュニケーション法」(集中講義)と, 「英語プレゼンテーション法」, 「英語ライティング法」になっています。

 [105] ゼミナールに出席されて, 発表されていかがでしたか(回答:124)
 [5] 全般的にバラエティに富んでいて良かった :9 (7%)
 [4] 良い発表の練習の場となった:59 (48%)
 [3] もっと討論の時間を多くして, 議論を活発にする方が良い:19 (15%)
 [2] 出席だけが形式的になっているように感じられる:28 (23%)
 [1] いろいろな講演を聞けるのは良いが, 科目にする必要はないと思う:9 (7%)
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 [x] その他の意見・感想:
・他人の研究は少しぐらいはむりやりにでも聞いたほうがいいと思う。でもあまりたのしいとは思わなかったなあ。もう少し一般向けに説明するような簡単な内容ならおもしろかったかもしれない。
・M1,M2ゼミは,研究室間のレベル差がひどい。発表前に発表用(いかにプレゼンするか)のセミナーを開くか個別に研究室内で練習すべき。
・アイウエオ順の発表はやめて欲しかった。
・申し訳ありませんが,印象に残っていません。
・ゼミナールはとても刺激的でした。もっと多くても良いのではないでしょうか?
・いろいろな講演がきけて良かったが,せっかく良い先生が来られても出席する人が少なかったのは残念だった。(来てもらった先生に申し訳ない)
・出席だけが形式的になることもあったが,自分の発表もあり訓練の場であった。これが科目というところに余裕があって私は良いと思う。
・無かったのか?覚えがない。
・発表練習はいうまでもなく,持ち回りのチェアマンは良い経験になった。

 [106] プロジェクト実習(学外, 学内)を受けてみてどうでしたか(回答:87)
 [a] 授業とは違ったことを集中的に体験できてよかった :49 (49%)
 [b] 企業の研究機関で, 大学とは違ったものを学んだと思う :23 (23%)
 [c] いろいろなテーマがあったが, 人数の関係で希望するものを選択できなかった:15 (15%)
 [d] 学生のための実習なのか, 研究の下請けなのか判らないものがあった:12 (12%)
 [e] 教育を企業に任せるのではなく, 学内で責任を持って行なうべきだ :1 (1%)
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 [x] その他の意見・感想:
・プログラミング演習(初級)の説明が分かりにくかった。
・社会人としての教育なのか,研究目的なのか明確にすべきであると思われる。
・受けていない:9件
・学内のプログラミングを受講していたため,通常の講義と大差なかった。
・実習内容に比べて,実際の期間が短か過ぎたように感じた。
・研究とは異なる体験でよいと思う。
・学生のレベルを上げてから行かせないと,先端大の評価が下がる一方というケースもあるのではないかと思う。
・社会に出る練習となり大変良い。大学の企業の違いがよくわかる。
・学外のプロジェクト実習は非常に勉強になると思う。選択を広げ,期間ももっと柔軟にしてはしい。
・学外実習が研究にとても役に立ち,また学会等でのコミュニケーションスキルもつき,とてもよかったです。
・何を目的としての実習なのかが,実感できなかった。
・希望するテーマがなかった。
・実習は行いませんでした。
・人との接し方が分かってとても良かったのではないか。
・学外のものを増やすと学生はうれしく思うようになるはず。
・理論をより深く知るためにも実際の事を知ることが重要であるため,学外の実習を必須とすべき。
・実習は理論ではないものを体験するのでよい。ただ,研究室の活動があってなかなか参加できなかった。負担の軽そうなプロジェクトしか選べなかった。

 [107] 4期制授業と, 時間割の編成はいかがでしたか(回答:126)
 [a] 4期制も時間割も全体に良く工夫されていた :63 (45%)
 [b] 4期制は特徴はあるが, 1つの科目を半年で履修する方がよい :24 (18%)
 [c] 2つの授業が重なっているのは仕方がないが, 重ね具合が適切でない :13 (10%)
 [d] 休講や授業時間の変更(補講)が多かった:9 (7%)
 [e] 授業は午前中に終るようにした方が良い :27 (20%)
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 [x] その他の意見・感想:
・4期制は2期制より良いシステムだと思う。短期に集中できるのがよい。
・4期制にこだわらず,2期連続で1科目というのもあっても良いのではないか。
・4期制は良い。
・4期制は,時代の流れにあった良いシステムと思う(短期に集中して学べる点)。
・変更する必要はないと思いますが,きつそうに思いました。
・内容によっては半期の授業が良いものがあった。
・講義の時間が長くなると,研究にあてる時間が短くなってしまう日があった。こういう日は少ない方がよいと思う。
・1期,2期は,1日じゅう授業という日がありました。多少苦しいものがありました。
・後期の授業の方が簡単だったような気がする。
・ばかみたいに過去の問題を暗記するような時間を持たなくてもよいように教授も努力すべきである。
・短かすぎて「後は各自で...」というのも多々見うけられた。
・受講したい講義のバランスがとれず,後半は少なかった。
・授業は午後は少ない方がいいですが,無くす程減らさなくて良いと思う。
・内容の分かりにくい講義も多かった。

 [108] それぞれの授業の仕方はどうでしたか(回答:124)
 [a] 情報科学研究科にふさわしくメディアを有効に使っていた :54 (35%)
 [b] 配布資料, 教科書の選定は適切だった:24 (16%)
 [c] 話し方, 黒板への記載が早過ぎる:13 (8%)
 [d] OHP の枚数が多過ぎて, ノートが追い付かない:17 (11%)
 [e] 授業が一方的で対話性に欠けていた:37 (24%)
 [f] 課題のレポートが多過ぎた:9 (6%)
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 [x] その他の意見・感想:
・dの様な授業も見受けられた。特に 学生→助手→教授とストレートになられた方に多いと思う。
・生徒からの質問が多かったのが印象的だった。授業が一方的ということはなかった。
・提示装置の不具合が多すぎる。
・教科書が高い。
・ホワイトボードは,見えにくいです。私が履修したものについては,こちらの要望などもすぐに聞いていただきよかったです。
・ハードすぎる。
・もう少し,教科書の紹介(具体的には,1授業で数冊)をして欲しかった。
・他分野の学生には,取り組みにくかった。
・学生数が多いので仕方ないとも思います。
・課題を出すのは良いがフィードバックもして欲しい(点数のフィードバックだけでなく)。
・ホワイトボードが見にくかった,あとText通り進めていくのは聞く方は退屈で身が入らないと思うのでやめて欲しい。
・内容の多すぎる科目とそうでない科目のバランスが悪い。
・計算機画面の投景機の画面が不鮮明で見辛かった。後,OHP等も板書の代用としてしか使わない先生も多くおられました。
・そもそもNAISTの教授が授業に向いているかどうか,はなはだ疑問。
・真ん中より後ろに座ると見にくいプロジェクターだった。
・プロジェクタ・OHPがみにくかった。
・前提となる知識が必要な授業が多すぎる。やる気はあるが頭がついていけないものが多い。
・教官によって授業への力の入れ方に差がありすぎる。
・大講義室では機器の操作に手間取り時間をロスする確率が非常に高かった。
・教室が広すぎる(中央の教室)。
・個々の授業で a - e のどれも一時的にあった。先生によります。後輩の方が課題が多すぎる気がした。あと,授業で『議論』などの練習をグループどうしでおこなうようなものがほしいなと思う。英語でも日本語でも。自分の考えを言う練習ですね。
・基礎科目との関連もあるが,専門的な予備知識がないとついていけない講義もあった。

 [109] 自分の成績を見て, 評価の仕方についてどのように思われますか(回答:128)
 [5] 適切に評価されていた :45 (35%)
 [4] おおむね適切だと思うが, 理解度などを反映するように工夫してほしい :26 (21%)
 [3] 1回の試験だけでなく, 小テスト, 課題に対するレポートを考慮すべきだ :15 (12%)
 [2] 大学院でも出席を取るべきだ:2 (2%)
 [1] 大学院だからもっと自由な授業にして, 成績は合否だけにすべきだ :33 (26%)
 [0] よく判らない:7 (4%)
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 [x] その他の意見・感想:
・単位の絶対数を増やしてもそれが「可」だったりすると,そのせいで成績が下がってしまうというのは納得しがたい。
・暗記するだけのテストは大学院には必要ではないと思う。
・あまり理解していないのに,成績がよかった。
・未だに,覚えるだけの試験があるが,それはあまり効果がないと思う。大学院なのだから,レポートで評価していいのではないかと思う。
・評価にどのような意味があるのか。
・評価方法をオープンにすべきと思う。
・優・良・可なんてガキっぽいことは,やめるべき。
・要領のいい人がいい点になっていたと思われる。
・なかなか厳しくてよかった。そう簡単に優がとれなかったので。ただ,複数の先生が担当する授業は先生によって評価が変わりすぎて先生の評価の方針がちがっていて戸惑った事があった。
・就職の際に成績を採用するのは良くないのではないか?

 [110] 博士後期課程には, 授業がありませんでしたが, これについてどう思われますか
 (回答:69)
 [a] 博士後期課程は, 研究だけに専念できる方が良い:27 (32%)
 [b] 視野を広め, 考えを深めるために, 少人数の授業があった方が良い :10 (11%)
 [c] 一方的な授業でなく, 発表と討論を主体にした時間があっても良い:20 (23%)
 [d] 自分の研究分野だけでなく, 他分野との関連が判るような体系的な授業がある方が良い
   :14 (16%)
 [e] 最新のトピックスについて話し合えるような時間があった方が良い:14 (16%)
 [f] 前期課程の授業を気軽に履修できるようにしてほしかった:2 (2%)
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 [x] その他の意見・感想:
・Dr学生の討論場とか後期課程向きの英語があると良いと思う。
・基本的に無くて良いのですが,あるなら視野が狭くならない用に他分野の体系化したはなしを聞きたいですね。もちろん,学生どうしがやるわけです。自分の分野についてサーベイをやるようなものですね。これなら研究にも役立つし,自分にも役立つ。で月1回とかで誰が聞いてもよい。

 [111] 前期課程・後期課程を合わせて, 入学試験の方法や, 飛び級入学制度, 短期修了制度をどのように評価されますか(回答:131)
 [a] 筆記試験がなく面接や小論文を重視するのは良い:72 (39%)
 [b] 短時間の面接で本当に学力や研究能力が判るのか疑われる:30 (16%)
 [c] 特定の大学や, 本学の教官とのコネクションなどにより不公平さがないか心配である(特に前期課程):20 (11%)
 [d] 飛び級入学制度, 短期修了制度を積極的に採り入れていることは良い:46 (25%)
 [e] 急いで大学院に進んだり, 研究をまとめたりするよりも,じっくり考えられる能力を養うことが大切である:11 (6%)
 [f] もっと柔軟な入学の方法や, 修了の方法も考えるべきだ:6 (3%)
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 [x] その他の意見・感想:
・自分自身を見つめ直す意味をこめて○をうちました。またDrの修了条件がもう少し具体的であってもよいのではないかと思います。
・面接は本当に理解出来ていないと答えられないので試験としては最適であると実感した。
・卒業研究を経験していない飛び級入学はやめるべきだと考えます。
・実際どうしようもない学生も多かった。入試は改善すべきだ。
・社会人向けに通学しないで指導してもらえる仕組があればよいと思います。(特に後期課程)
・小論文提出時に希望する研究室も書き,その担当教官と面接すると,さらによいのでは。
・多分野の学部卒を採ったのは良かった。
・入学は甘く,修了は厳しくすべき。
・大学名で学生を選んでいるように思う。
・入学試験に,英語や数学はいらない。
・脱阪大を目指さない限り,未来はない。阪大院のすべり止めなんて言われて黙っていていいのか?
・後期課程の学生にも履修要覧を配布してほしかった。
・筆記試験がないが,反面判定基準などがあいまいに感じられた(落ちた人が納得できるか?)。
・面接,小論文での合否判定の基準がわかりにくい。一方,この試験方法は他分野からの学生にも門戸を開くものであり良いと思う。私も他分野からきて,この大学院で勉強するチャンスを与えられたことは非常に感謝している。
・多様な学生をとるのは,言うは易し,行うは難しだと思いますが,がんばって維持してほしいものです。
・基本的に a。面接で質問されてそれをすぐ答えるのは,簡単そうで実はむずかしい。しかし,実際の社会では重要な能力なのでいいとおもう。あと細かい事は成績などで判断できると思う。さらに,成績だけでなく人柄も採用候補にいれて欲しいですね。これは判断基準が困難で事によっては人権問題なのでむずかしいですが...
 その結果として,企業からの国内留学者など通常では学生時にあまり出会うことのできない人々と学生生活を送ることができとても良い経験になった。

[II] 研究指導について
 [201] 修士論文(課題研究)の研究, 博士論文の研究に関して充分な指導が受けられましたか
 (回答:134)
 [5] 充分に議論をし, 指導を受けられた:44 (33%)
 [4] 重要な点で, 適切なアドバイスを受けた:60 (45%)
 [3] 研究室での研究会で研究の進め方についていろいろと意見を貰った:16 (12%)
 [2] 研究の本質的なことについては余り指導を受けなかった :8 (6%)
 [1] 研究は殆んど一人で行なった:6 (4%)
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 [x] その他の意見・感想:
・周囲の学生との意見や議論も大変役に立ちました。
・B先生は素敵な先生である。
・指導していただいた先生に感情的意見を言われる方がいてつらい時があった。
・私は先生に恵まれた。
・一人の教官に学生が多すぎて,十分な指導が受けられなかった。
・C先生が指導を放棄した。
・充分な研究活動を行ったとは言い難い。
・研究についてはとても満足している。また戻って続けたいと思うこともある。
・生活がだらだらしがちで,密度の濃い研究生活が送れなかった。一定期間毎の報告の義務付け(週報提出etc)が必要ではないでしょうか。
・企業留学者に対して少し遠慮がみられた感もある。

 [202] 研究テーマの設定はどのように行なわれましたか(回答:134)
 [5] 自分で興味のあるテーマを選んだ :39 (29%)
 [4] 一応自分でテーマを設定したが, 指導教官に相談した :28 (21%)
 [3] 指導教官に提案して貰って, その方向で研究を進めた :59 (45%)
 [2] 良く判らなかったので, 与えられたテーマを選んだ :6 (4%)
 [1] 他の人の研究の一部を言われるままに進めた:2 (1%)
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 [203] 研究テーマの内容についてどのように思いますか(回答:131)
 [a] 余りに理論的過ぎて, 実際との関連が付きにくかった:16 (11%)
 [b] 理論的にも, 実際的にも良く理解できて, 楽しかった :63 (44%)
 [c] 実験・実装に時間がかかり過ぎて, 満足がいく結果まで到達できなかった :42 (30%)
 [d] 実際的過ぎて, 理論的な根拠, 研究の意義が判らなかった :11 (8%)
 [e] 研究全体の位置付けが判らないまま終った :10 (7%)
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 [x] その他の意見・感想:
・蔵書・文献類が大学院に乏しく,資料を収集するのに苦労した。そのため研究自体を相対的に捉えることが困難だった。
・理論なテーマであったが,非常に興味深く楽しかった。
・適切なアドバイスもなく,個人だけでの研究だったので当然時間がなくなった。後,テーマに関連する理論等の学習も不十分な所があり反省しています。
・内容については個人が責任を持つべきである。
・満足のいく結果はでなかったが,非常に楽しいものであった。内容もこの研究室にいたからできたものだと思う。
・実験・実装までできて具体化できていれば,面白い課題だと思いました。
・試行錯誤することも研究のうちだが,準備に時間がかかってしまった。

 [204] 皆さんの研究を進める上で副指導教官を定めていますがその指導はいかがでしたか
 (回答:134)
 [5] 充分に議論をして貰い, 細かい指導を受けられた:9 (7%)
 [4] 研究内容について, 適切なアドバイスを受けた :24 (18%)
 [3] 副指導教官の研究室での研究会で研究発表させて貰った:0
 [2] 提出する論文の内容についてアドバイスを受けた:25 (19%)
 [1] 最後の論文の審査をして貰っただけで何も指導は受けていない :76 (56%)
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 [x] その他の意見・感想:
・大変に良く指導して頂いた先生とそうでない先生がいらっしゃいますが,精神的な面で支えて頂いたりしてありがたかったです。
・副指導教官と話をしたことはなかった。
・D先生は多忙な先生でした。
・二人の副指導の差が大きすぎる。
・少し言い過ぎですが,アドバイスを受ける機会は少なかったです。
・形式だけの指導教官は無意味です。
・提出段階で形式的な点についてケチをつけられた。
・まるで狙いが分からない。謝辞に氏名を忘れずに書くだけの人になってしまっている。
・所属外の研究室の教官とはコミュニケーションが取りにくい。
・もっと積極的に相談すべきだった。

 [205] 皆さんの研究を進める上で必要だった研究設備はいかがでしたか(回答:132)
 [5] 高価な設備も含めて, 設備は充実していた:68 (51%)
 [4] 設備は整っていたが, 充分に活用されていないものがあった:38 (29%)
 [3] 設備に頼らない研究をしていたので, 設備の不足は感じなかった:23 (17%)
 [2] 設備の性能の向上が速いので, 余り使われなくなったものが目についた:1 (1%)
 [1] 研究に密着した設備がなかったので, 研究が進められなかった:1 (1%)
 [0] よく判らない:1 (1%)
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 [x] その他の意見・感想:
・設備については問題なかった。
・設備の購入が迅速でなく,納入時には既に不用となるケースがあった。
・個人のWSだけでできるものだったため,他の設備は知りません。
・設備は整っていたが,充分に活用する為の知識も,技術もなかった。
・ムダなものが多すぎる。
・やはりアドバイザーのような方がいて欲しかった。
・ハード依存は年々増加するのではないか?
・非常に多くの設備を使う機会を与えてもらい,非常に良い経験になった。
・「あるものは使う」というスタンスで何でも使ってきたので,不必要なものは基本的になかった。
・もう少し性能の良い設備を使いたかった。


 [206] 情報科学研究科の特徴のひとつとして,「多様な背景をもつ学生に配慮した教育」を唱っています。I, II の項目と重複する点もありますが,教育面(I), 研究面(II) を合わせてどのように思われますか。(回答:134)
 [a] 基礎科目を含めて科目の編成が配慮されていると思う:34 (18%)
 [b] 科目は多いが, 授業の進め方は他分野出身の者への配慮がない:35 (19%)
 [c] それぞれの講座に特徴がありどんな研究テーマでも受け入れて貰える:25 (14%)
 [d] 受け入れられる研究の分野やテーマが限定されるので,情報関連の分野以外の出身の者にはテーマの設定がむつかしい:15 (8%)
 [e] いろいろな経歴の人が居て, 考え方や研究の進め方に良い参考になった:61 (33%)
 [f] いろいろな分野の出身の人が居て, 授業や研究の面で支障があった:4 (2%)
 [g] 外国人留学生が少ないと思う:11 (6%)
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 [x] その他の意見・感想:
・優秀な外国人をたくさん呼んだら刺激的だと思う。
・今のままで良いと思います。
・もっと実戦練習(例えばプロジェクト実習)が多くてもよかったと思う。
・いろんな企業の人の話が聞けて良い。
・制度は整いつつあるが,指導教官が他分野の学生に対応が不充分。
・他分野出身者に対し,遠慮が感じられた。
・ある程度,情報分野に関する基礎知識を持っているという前提で講義が進められているように感じられるから。
・やや八方美人的,柱となる具体的特徴がなかったように思えた。
・この点については,今後議論を継続していく必要があります。
・私の時は情報科学の基礎知識をある程度持っている方も基礎科目や概論を受講することができ,理学部の方などが年度の始めのうちに概論で単位をそろえてしまい応用分野の講義を受けないということから101で指摘したようなカリキュラムになったと聞いています。受講できる科目を出身学科等で細かく検討して分野外の人にも適切なカリキュラムにして欲しい。
・特に会社から来た人や会社をやめてきた人が多く,多種多様な話をきくことができた。
・異分野からの人は,時間がかからざるをえないので無理に2年で終えなくてよいと思う。
・基本的に e。多様な背景の学生に対する教育は授業でできる範囲は限られていると思います。学生同士が教えあった方が早い。というわけで以下では交流の観点から意見を述べます。私の場合大学院創生の時期であったので研究室間の交流が多く,また「タダモノ」でない学生がおおく懐の深いひとたちがおおくてほんとうに参考になった。しかし,普通は研究室外の学生と交流する機会が少ないため,折角のいろいろな機会を逃している人が多かった。バイオの方では授業のなかで「実験自習」があり,班で自習を行うため他の研究室との出入りが自然と生まれている。これは,研究方針(バイオはグループ的に動くのにたいし情報は個人)の違いなので同じ事をする必要がないと思うが,他分野の学生や先生と交流する授業があってほしい。最近講座決定までの期間をながくしたと聞いたがこれは良い方向だと思う。あと,授業とは関係ないが精神のケアーは保健室もとりこんで手を打っていってほしい。まずアンケートからとって何を希望しているのか?どうして行くといいのか?なかなか表面化しないと国策はでないとおもうので,自営で手を打って欲しい。
・講義の専門性に戸惑ったこともあったが,研究そのものは様々な背景を持つ人たちの様々な発想に良く対応できていたと思う。

[III] 情報科学研究科での教育内容が, 修了後の仕事において効果を現していますか
 [301] 現在従事されている仕事, あるいは, 現在進めておられる研究に, 在学中に受けた授業や, 行なった研究が役立っていますか(回答:131)
 [5] 仕事あるいは研究の上で充分に役立っている:46 (35%)
 [4] 仕事あるいは研究の上で時折役立つことがある:31 (24%)
 [3] 直接役立ってはいないが, 考え方や進め方に役立つことがある:41 (31%)
 [2] コンピュータを使うこと以外には殆んど役立っていない:12 (9%)
 [1] 変化が速いので, 今では全く役立っていない:0
 [0] よく判らない:1 (1%)
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 [x] その他の状況, 意見:
・現在研修中:2件
・基礎知識や技術というよりは,考え方や,物の言い方が訓練されたようです。
・私にとってはじっくり考えるよい機会だった。
・あくまでも大学院での研究は足掛りとなるだけという位置付けで自分はいるが,人それぞれだと思います。
・就職活動を行うのが,卒業する一年も前であり,この一年の間で私が興味をもつ分野も大きく変化した。結局は,私の会社がやっていることは関連性のない研究テーマを選んだので学校で勉強したことが直接役に立っていない。
・一つの専門に偏らず広い視野に立って研究計画の立案・実践を行うことで,実際の研究でも他人と異なったアプローチによりオリジナリティを発揮できる。

 [302] 仕事や研究を進める上でどのような授業を受け, どのような研究をしていれば良かったと思いますか(回答:128)
 [5] もっと基礎となる理論的なことをしっかりしておくべきだった:36 (28%)
 [4] 情報関係だけでなく, 数学や物理学などの考え方を学んでおきたかった:17 (13%)
 [3] これまでに受けてきた授業や研究指導の方針で良かった:28 (22%)
 [2] 物事をトータルに見ることができるように学んだことを体系付けるべきだった:27 (21%)
 [1] 社会における現象やニーズを良く見て研究を進めるべきだった:18 (14%)
 [0] よく判らない:3 (2%)
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 [x] その他の意見・感想:
・計算機の管理をもっと積極的にすべきだった。
・社会に出るときのことを考え,授業を選択するのは,本人の判断である。自分の判断は正しかったと思う。
・本人の意志でどの様にでもなるのでは。
・統計学の勉強をしておけばよかった。
・修士の時研究を中心に授業は極力でなかったので,もっと他方面の授業をとっておくべきだったと思う。
・基礎的なことは,その必要性がわからずにおろそかにしていた。実際との関連性を知っていれば,学習意欲も増していたと思うが。
・まだよくわかりません。
・難しい問題ですが,もう少し時間がたたないと自分にも分からないのです。
・私の場合全く基礎がなかったので基礎学科の修得で精一杯で,研究と呼べるものに至れなかったことを反省しています。
・授業で学んだだけのことは忘れてしまうため,それほど重要な位置づけではないと思う。
・実際に仕事についてみないとどの授業をうけて,どういう研究をすればいいのか判断は難しい。
・未経験の分野(プログラミング等)にチャレンジすべきだった(時間の関係でできなかった)。
・十分に計画をたてて実施すべきだった。

 [303] 皆さんの仕事や研究を通じて, 今後, 研究科での授業や研究指導の方針はどうあるべきと思われますか(回答:126)
 [5] 急速で多様な変化に対応できるように基礎となる理論をしっかりする:28 (20%)
 [4] 情報科学のベースが何であるかを, 社会とのつながりを含めて明らかにする:30 (22%)
 [3] これまでの方針を継承して, すこしずつ将来の情勢に対応できるように修正していく
:31 (22%)
 [2] 物事をトータルに見ることができるように授業科目の関連付けや, 研究の位置づけを判るようにする:31 (22%)
 [1] どのようなことにも対応するには, 実際的なもの作りをして自信を付けるべきである
:18 (13%)
 [0] よく判らない:1 (1%)
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 [x] その他の意見・感想:
・4に印をつけましたが,日本の大学の中では最も良い状態だと思います。より上を目指して欲しいと思い印をつけました。
・詰め込み型の授業も結構と思うが,深く理解する意欲を促進し独学を助けるような授業がもっと多いと良いと思う。
・院生である以上,理論をしっかりすることは最優先すべきだと思います。企業においては入社後,即それなりの戦力も期待されるように思いますが,理論と実践のバランスについては,あくまで学生がそれなりの心構えをもってやる他はないのではないでしょうか。
・これは,複数選択可にすべき問いだと思います
・基礎ができていないものは終了させるべきではない。
・自由な発想ができるように そして,それが自由な発想であることを認識できるだけの考え方や知識を身につけるようにしてほしい。また,進歩制についても指導してほしい。
・プログラミングやプログラム開発の実践的な知識テクニックをみがく機会をもっと設けていく。
・大学院としては,一度”情報バカを養成する”という姿勢でいいと思います。それには2年ではあまりにも短いのですが。
・企業や海外との交流をもっと進めて実学・基礎研究双方に強い大学にして欲しい
・5,3,2どれも重要。
・応用的な物の考え方。習ったものをそのまま使う事はまず無い。基礎と応用力。基礎とは,発表のまとめ方,発表など。絶対完璧な基礎なんてできないんだから,何が分からないのか,どうわからないのか,を的確に表現できる事。知らなければ本を読めばいい。後からでも学べる。なにが分からないかウロウロするのが一番こまる。
・程度の差こそあれ,情報科学そのものを「目的」とする人たちとその専門知識を「手段」や「道具」として使おうとしている人たちが混在していたと思う。そのなかで私も含めた他の専門からきたものは実際的な物づくりをするための「手段」を手に入れることを目的に来ていた人たちが多かったと思う。
・試験も合わせて行うべき。

[IV] 在籍中に見た教員の研究活動について
 [401] 大学の教員として, 教育活動とは別に, 研究面での活動を全般的に見てどのように評価されますか(回答:133)
 [5] 全般的に研究をよくされていると思う:73 (54%)
 [4] 一部の先生はよく研究されていると思う:42 (31%)
 [3] 他の大学の先生とそんなに変わらないと思う:6 (5%)
 [2] 全体的に(国内での)指導的な研究が少ないと思う:6 (5%)
 [1] もっと特徴のある研究を進めてほしい:2 (2%)
 [0] よく判らない:4 (3%)
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 [x] その他の状況, 意見:
・どの先生方も研究以外のお仕事が多く大変そうでした。よくがんばって下さっていたと思います。
・先端とは名ばかりで研究活動はそれほどでもないと思う。
・とにかく情報の世界といってもとてもせまい視野,少ない人間関係で運営されており,ある種の仲良し会になっているという現実を教授陣は認識すべき。
・[5]私のお会いした先生の範囲。


 [402] 学会活動(回答:134)
 [5] 全般的によく活動されていると思う:75 (56%)
 [4] 一部の先生はよく活動されていると思う:41 (30%)
 [3] 他の大学の先生とそんなに変わらないと思う:6 (4%)
 [2] もっと活発に活動された方がよいと思う:6 (4%)
 [1] 学会の世話が多過ぎて, 指導をお願いする機会が少ない:3 (2%)
 [0] よく判らない:5 (4%)
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 [x] その他の状況, 意見:

 [403] 産業界との共同研究, 交流(回答:133)
 [5] 全般的に産業界との結び付きが強いと思う:34 (26%)
 [4] 共同研究を通して研究の交流が活発である:48 (35%)
 [3] 他の大学の先生とそんなに変わらないと思う:16 (12%)
 [2] もっと活発に産業界と結び付いて研究科を活発にすべきである:28 (21%)
 [1] 産業界とは別に大学らしい研究を進めるべきである:1 (1%)
 [0] よく判らない:6 (5%)
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 [x] その他の状況, 意見:
・”純粋な研究活動”という定義は教授それぞれに定義があっていいのではないかと思います。
・研究の性質によって深く関わるところもあるようですね。ただ,一部学生をかなり産業よりの(研究と関係無い)仕事をされてるひともいましたが,みていていいのかわるいのか良く分かりませんでした。


 [404] 社会での活動(回答:134)
 [5] 全般的に社会面でもよく活動されていると思う:38 (29%)
 [4] もっと社会と関連のある研究活動をすべきである:18 (13%)
 [3] 他の大学の先生とそんなに変わらないと思う:23 (17%)
 [2] 情報科学の研究成果を社会に普及するようにもっと努力すべきである:22 (16%)
 [1] 若者に夢の抱かせるようなビジョン作りを進めて欲しい:20 (15%)
 [0] よく判らない:13 (10%)
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 [x] その他の状況, 意見:
・研究成果を社会に還元する制度が機能していない。
・理学ではなく工学がメインでしょうから。
・ボランティアではあるまいし,教授陣からみえる社会ってどんなものか,考えを聞かせてもらいたいです。
・バイオの方は最近新聞で良く見ますね。名は売っていった方がいいのですが安売りはぜったいしないようお願いしたい。ビジュアル的にいいもの(社会受けしそうなもの)があったら NHK などで発表して行くのがいいかもしれません。ロボカップ等(よい成績を挙げたときだけ。それ以外は言わない。やってるだけではダメですね。)社会は実質を理解する力は無いと思うのでイメージですね。実質は学会活動をとうして作るのがいいと思います。ノーベル賞とか賞関係はイメージですね。
・将来的に生かせるような研究をすべき。

 [405] 海外との交流(回答:133)
 [5] 全般的に海外の研究者との交流は活発であると思う:39 (29%)
 [4] 部分的には海外の研究者との交流は活発であると思う:47 (35%)
 [3] 他の大学の先生とそんなに変わらないと思う:18 (14%)
 [2] 教員の出張期間が長いので, 研究の指導を受ける機会が少ない:3 (2%)
 [1] 海外の大学との交流を通じて, 学生が行き来しやすくすべきである:16 (12%)
 [0] よく判らない:10 (8%)
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 [x] その他の状況, 意見:
・欧米人教授をはじめとした講義やゼミ(英語 学生の英語力の向上を)をもっと増やしてほしい。
・海外はすばらしいと白旗あげる教授を優遇しないように。マスコミ崇拝もしかり。

[V] これからの大学院大学として情報科学研究科の教育と研究の方向に対する意見
ここの項目は, これまでのものと重複するものもあります. 選択の形式でなく, 皆さんの, 自由な提案をして戴くことにしています 。

 [501] 前期課程の授業科目とその内容:
・初めて情報科学を勉強する者には難しいものもあった。
・ソフトウェア工学に関し,もっと基礎的な内容を講義した方がよい。
・もう既に修了してしまったので意見することはない。ニーズは現在の大学生にあると思います。
・知識を与える講義が多かったと思う。もう少し学生に考えさせるような内容でもよかったと思う。
・講師の質にばらつきはあったが内容はまとまっていてよかったと思う。
・短い期間で多く学ぶ必要があり,大変だった。
・通信関係の会社に就職する人も多いので,もう少し通信分野の授業を強化して欲しい。
・一部の講義では,テキスト等の資料が手に入らないものもあった。修了後役に立っているテキストの多いことからとても残念である。
・内容的には問題ないと思うが,学期ごとの授業をもっと分散させた方が良いと思う。
・判るように説明してはしい。
・英語ライティング・プレゼンはためになりました。
・保健体育があっても良いかと思います。
・基礎科目を補習扱いにすべし。
・もっと分かりやすくするべき。
・もっと物の考え方や社会のニーズがわかるように人文系や社会科学系の科目も設定すべき。
・ほぼ満足。四半期制もよい。
・多様な情報分野の話がきけてとても良い。
・情報工学出身でない私にとっては有意義だったが,2年しかない前期課程の半分を授業で取られるのは,効率が悪い。
・同内容でもレベルを分けるべきだと思います。
・一部の大学卒の学生有利な授業はゆるせない(セイセキ的に)。
・難しいと思いますが,ゼミ形式の小人数ディスカッション中心がよいです。
・科目数が多く選択の幅が広いのは◎ でも,単位取得ノルマが多すぎ,合否判定レベルが高すぎ,そのため,本来の研究の進行に支障が出た。2年間はとても短いことを十分認識すべき。
・4期制は有難いが,2期制に比べると,何とはなく物足りなさがあるので,時間数を増す等をして頂きたかった。
・科目は多方面にわたって用意されておりよかった。
・学部の授業形式とかわりばえしないように思う。プロジェクト実習は分野外出身者にとって敷居が高かった(分野外出身者にとってプロジェクト実習はプログラミング等の実践教育として有効と思われる。)。
・多くの分野が勉強できて今のままでよい。
・私は文系からの入学だったので,もう少し,コンピュータの使い方など入門的な授業を設けてほしかった。
・ある分野の技術者になるためには,この授業を取るべきという指針があればいいと思います。
・レポートが多すぎる。
・論理的な思考を養う。討論の場。
・ディスカッションや実習主体の方が良い。
・教官だけでなく,他大学,企業の研究者から人を招き最先端,応用に関する授業がもっとあった方が良い(もちろん,後期課程の学生も参加可能にする)外国人研究者の教官が数人いても良いと思う。
・実際になにか物をつくる授業があればよいと思う。
・情報系出身者以外に対しては,各論をいきなり教えるのではなく,情報科学全体の体系や各分野の関連などを教えてほしい。
・個人の趣味で授業を進めている者がいた。
・実習を増やした方がよい。
・意外にプレゼンを軽視しているように思われる(自己流が多い)プレゼンの仕方の授業を加えたらいいのではと思う。
・評価と就職時の関連を明らかにすべきだ。
・高度な英語の授業があると良い。
・授業内容は優れていたと思うが,それらの間を体系づけて情報科学全体を見渡せるような科目が欲しかったです。
・興味のないものはあまり真剣に取り組まないので,必要単位数を減らせば良いと思う。
・基礎科目のさらなる充実。
・授業は廃止すべき そんなことみんな気付いている。
・大学の授業とあまり変わらないという印象が強く残っている。
・単位をとるためにあまり関係ない科目をとらなければならないのでたいへん。
・学生同士のディスカッションを増やす方が良い。
・内容:理論に加えて,その実用例(身近な例)があれば判りやすい(例えば,オブジェクト指向を現状の社会の動きにあてはめて説明するetc)。
・他学部からの人のために基礎的講座を。
・可能なかぎり多様化をすすめるべき。
・一般的には非常に良かった。
・私の場合分野外から来たので何とも言えませんが,概論,基礎論と応用論のギャップが大きいと感じました。
・大体良かったと思います。
・他分野の学生にも配慮してほしい。
・よい
・試験が多すぎます。
・科目数は多い(四期制だから)反面,授業のスピードが速くなってしまう。
・興味のない授業を単位を取るためだけに出席するのはナンセンス。
・レポートや試験の内容をよく吟味してほしい(要は理解することが目的)。
・ 折角のいろんなひとが集まる場なので,研究室外に人をまぜまぜできる期間が前期の授業だと思います。小グループによる他研究分野にたいするサーベイなど,他の事(人)にも興味をもち,出会えるチャンスを作ってあげて欲しい。皆様は,ご存知でしょうか?奈良先端の大学院に来た学生が前の研究室でなんと言われてきているか。良くできる人程,『え,なんで君が行くの?』とか,『いや,君がいく大学院じゃない』などいろいろ言われて来ます。それだけに,他大学院より外にでる気持のある方々なので,きっかけさえ与えれば動ける人達ばかりだと思います。
・情報通信(特にインフラとなるハードやプロトコル)についての基礎内容を判りやすく詳細に学べるようにする。またそれに必要な電気や電子回路についての基礎学習も行えるようにするなど。
・専門科目は,基礎が判っていないとさっぱりわからない。また,そのフォローもなかった。結局自分の講座の関連科目しかよく理解できてない。
・授業科目となるかは分かりませんが,LANの組み方やWSの設定の方法など 研究室単位で行っていることを体系的に講義・実習する機会があってもいいのではと思います。
・前にも述べたが,基礎科目と特論の間にワンクッションあると他分野から来た学生には移行しやすいと思う。
・全体的には良かったが,実習的なものも行いたかった。
・特になし

 [502] 博士後期課程の授業:
・なくて良いと思う:2件
・特になし:2件
・やらないほうがよい:2件
・専門分野に特につっこんだ深みのある授業であれば良いと思います。
・よく判りません。
・前期過課程におけるゼミナールのようなものがあれば良いと思います。
・参加自由の討論会があってよい。
・英語での発表等,専門によらないが必要な教育があると思います。
・基本的には不要だが,自己啓発のための場として設けるのはよい。
・少しはあった方が良いと思う。
・ゼミナール形式の授業なら修士学生として聴きたい。授業はしたほうがいい。
・非情報系の受け入れは是非とも続けてほしい。2年で終わらずとも,時間がかかってよいのだから,キッチリケアしてほしい(勿論,要本人努力)。
・研究も忙しいので無関係な事はやりたくないのが人情です。でも,あまりにも小さくなりがちなので,自分の分野を体系化して発表しあうような授業を,月1(負担にならない程度)やる。日程は調整自由で相談してあいてるとこでやる。発表はOHP以外にいろいろ工夫することを条件にする。おもしろくやってほしい。
・博士後期課程は研究室でのみ活動することが中心となることが多くなり,視野が狭くなる傾向にあります。前期課程ほどにないとしても,その1年間くらいは,授業があってもいいのではないかと思います。
・専門外の分野の講義,小人数で議論できるゼミナールがあればよかったです。
・よくわからない。

 [503] 副指導教官の活用:
・必要ない:4件
・打合せをする機会を単位取得の一つとしてはどうでしょうか。
・あまり関わっていない人もいたように思える。
・年に2,3回は研究内容をチェックしてほしいと思う。
・助言して頂いたことが刺激になってありがたかった。
・研究室が異なるため,なかなか意見を聞く機会がなかった。
・副指導教官の存在は大変重要だと思う。
・限界があるのでは。
・現状で良いと思います。
・ゼミナールの活用との相乗効果を。
・活用するべき。
・普段あまり指導を受ける機会が少ないように思う。研究のすすめ方など,あるいはゼミの方法などを改善して正副の指導教授より十分指導を受けられる組織づくりが必要だと思います。
・今のままでは形式的すぎる。
・必要ないのではないか?
・全く機能していない。仮に機能したとしても,二人の別の教授の指導を受けるのは,各教授の指導方針が異なるので困難ではないか?各研究室で行われている論講等を,他の研究室の人にも参加を認めるなど,研究室間の垣根を除くようにすれば,副指導教官は不要。
・分野によって有効だと思います。
・形だけになっていたと思う。
・研究室間の交流を深めていくべき。
・もっと活用できるようにしてほしい。3ヶ月に一回主,副とミーティングを行うとか。
・普段から指導をして頂けるような環境を整えて欲しい。
・名前だけの教官は不要。
・機能していないと思われるので,根本的改革が必要。
・研究テーマによっては活用できない場合もあるのでは。臨機応変に生徒らの意志にまかせればよい。
・論文に指導内容が反映できる時期(3ヵ月以上前)に一度は指導を受けられるシステムをつくるべき。
・存在だけは示して欲しい。
・研究分野の考慮が必要。
・せめて,プレゼンの練習の際には意見してくれるような環境にして欲しい。
・副指導教官は必要ないと思います。主指導教官で十分指導が受けられたと思います。
・主指導教官との連携をさらに強くすべき。
・手が回らないことは皆承知しています。
・副指導教官の所で研究発表を行えるようにすべきである。
・全然機能していない。
・副指導教官の所属する研究室との交流がほしい(例,共同研究会,人間同士のコミュニケーションetc)。
・交流の場などあると良い。
・もっと議論をすべき。
・先生が忙しすぎて,手が回らない。
・充分にはできなかった。
・もっと活用すべき(現状のままならなくていい)。
・研究全般についての議論ができればよかったかも。
・いらない。形式だけになってしまっている。
・副指導教官制の思想はすばらしいと思いますが,機能していないのでは?
・もっと早い時期に決定し,十分に指導してもらえるようにすべきだと思う。
・最終check(論文の)のみに終わらないように。
・専門外の教官に指導が受けにくい。他大学の教官でも良いのでは?
・主・副指導教官それぞれの役割の明確化が必要。
・形式的なものなのでいらないと思う。
・意味があるのか?無理やり設定している人もいるのでは。本当に必要な人は自分からコンタクトするはず。
・研究室ごとの壁をつくってしまうのをふせぐ手だてにしてほしい。
・学生は意見できないですかね。この先生にもついてほしいとか。
・他研究室の教官を副指導教官にあてても,常日頃から交流がないとあまり現実的でないと思う。
・あまり意味がないと思う。

 [504] 研究設備の充実:
・充実していた。:3件
・十分である。:5件
・これからも,これまでと同様に”最新”を充実させて下さい。
・必要なものは常に導入していただき,研究を進める上で大いに役立った。
・先端大だけでなく,他大学との間で設備使用に関して,相互利用できるシステムを作った方が良い。
・設備は充実しているが,十分活用できていない面も見受けられる。
・一部,もったいない使われ方をしています。
・他大学に比べ,十分過ぎる程立派である。
・現状で良いと思います。
・不要設備の早急な廃棄を可能に。
・他大学(院)に比べてはるかにすぐれている。さらに充実させてほしい。
・すばらしい設備がととのっていて大変良いが,Windows等も設備が,もう少しあっても良い。
・どこまで研究室専有のものなのか,よくわからなかった。
・UNIX,Windows等幅広いシステムをおいたら。
・設備はまずまずそろっていたと思う。
・研究所によって異なるが,私の研究所のレベルならば満足できる。
・ネットワークの頑健性が低い。
・充実していますが,役に立っていないモノが多すぎる気がします。もう少し吟味してみては?
・他大学設備の有効利用を図っても良いのではないか?
・コンピュータのライフサイクルは短いので,毎年部分的に最新のものを導入するようにして欲しいです。
・世の中の進歩が速い分野であるため,設備も常に世界最先端を目指すべき。それによって新しいテーマが見えてくる。
・図書館は他大学並に充実させる。
・これ以上ハード依存は考えものではないか?
・高価な機械を買うのはいいがトラブル続きで困った。
・最新のシステムにふれる機会があってよい。
・きちんとソフトウェアが購入されているか気になる。
・素晴しい。
・パソコンで十分です。
・すごくよい。今後もこの調子を続けてほしい。
・可能な限り,最新の設備を使用できる環境であってほしい。
・既に十分かな?
・関西ではトップクラスではないか。
・学生の意見をもっと取り入れるべき。センター中心すぎる。
・国民の税金を大切に使ってほしい。ムダな備品の購入をしない。
・設備は充実していて立派だと思う。しかし,無駄な物も多い。
・現状はどうか知らないが,私がいたころはどれも充実していたと思う。私の研究室は産業界,社会,海外との交流について様々なチャンスを与えてくれたと思う(それを生かすかどうかは学生次第だった)。
・古い設備・機材が処分できないため,新しい設備・機材の導入ができないのは問題。
・金銭的には当時は余裕があったが,今後もそうあるべきだ(金がネックで研究が進まないのは悲しすぎる)。
・充実してるように思います。
・重複している設備が多いと感じました。ただしそれが無駄だったとは言い切れません。学生時代に多種多用な設備に触れることは大切な経験になると思います。
・設備は大変よいが,もっとパソコンを取り入れたほうがよい。企業では,ワークステーションよりパソコンを使用する機会の方が圧倒的に多い。ちょっとUNIXに偏り過ぎ。
・研究室に新しい設備が次々と入ってくることに不満はなかったが,学内のネットワークなどのシステムの全容が分かり辛かった。トラブルに対処するにはアップデートな説明が必要。

 [505] 産業界との共同研究, 交流:
・あまり関わらなかったので分からない。
・もっと推進すべきである。
・会社に大学院の研究成果を売り込むのもいいかと思う。
・多かった。
・積極的に進めていくべきだと思う。
・プロジェクト実習とリンクできないか検討すべき。
・現在はどうかは分からないが,もっと交流を行い新しいしげきを受ける必要がある。
・まだまだ盛んとは言えません。
・現状で良いと思います。
・制度の充実を。
・もっと共同研究するべき。
・今以上に企業との共同研究を増やしてほしい。
・もっと活発にすべき。
・前期課程では,充分な時間がない。
・企業との共同研究で実際にモノを作るべき。
・プロジェクト実習を複数受講可能にして欲しい。
・学外実習はなるべく全員の希望が通るようにしていただきたいです。
・有力企業に就職していったのは良い。
・社会人学生の環境についてもより良いものとなりますよう検討をお願いします。
・プロジェクト実習(学外)のような環境をもっと設けて欲しい。
・実学志向に偏ってしまうのはよくない。
・研究成果の企業への売り込みとか。
・もっとあっても良いと思う。
・研究テーマによって様々だと思うが各先生方が広い世界で活躍されていれば,それで良い。
・海外との交流は大切だと思う。交換留学など。
・研究内容が工学である限り,産業側から見てどういう価値があるかを常に意識すべき。その評価の場として積極的にすすめていくべきではないか。
・国内企業のみならず,海外企業との交流もあって良いのでは。
・もっと交流した方がよい。
・大学でも,技術を守るために特許を活用してはどうでしょうか。
・さらに活発に交流する。
・う〜ん。関東とか,誰も知らないVBとの交流をすべき。
・多大学よりは進んでいると思ったが,それでもプロジェクト実習でないと企業との結びつきが生まれないので,もっとチャンスを増やして欲しい。
・積極的に産業界との交流をすすめていくべき。
・研究者同士のコミュニケーションを多くとりたい(例,研究会の活発な参加,懇親会etc)。
・企業との結びつきは,良し悪しですが,双方利益のあるようにやるべき。
・もっとすべき。
・特に必要ないと思います。
・よい
・積極的に行っていくべきだ。
・現状はどうか知らないが,私がいたころはどれも充実していたと思う。私の研究室は産業界,社会,海外との交流について様々なチャンスを与えてくれたと思う(それを生かすかどうかは学生次第だった)。
・もっと実学重視で。
・学生が会社を作るという予定を聞いた事があります。これから不況で学校自体民営になることもあるかも知れません。大学も稼いでいいと思うんですけどね。
・特許取得など具体的目標を与えて出来ればより良いと思います。
・産業界と交流を行う際,大学でも特許を作成し,運用する体制が必要であると考えられ,そのような部署の創設も必要である。
・これまでの方針の継承。
・もっと活発にしてほしい。
・よくわからない。

 [506] 社会との結び付きと, 社会での活動:
・もっと推進すべきである。
・もっと社会のためになる研究をすべきだろう。
・オープンキャンパスは一つの方法だと思うが,もっと大きな場があってもよいと思う。
・公報活動をもう少し行うほうが良いと思う。
・まだまだ盛んとは言えません。
・マスコミ科学部記者との懇話などどうでしょうか。
・もっと共同研究するべき。
・大学院での研究を一般人にわかりやすくアピールする記事(新聞,雑誌,インターネットホームページ)を充実させるようにするとよい。情報発信の更なる充実を。
・必要と思うが実際は大変と思う。
・理論的な研究は必要だが,学生全員がそうする必要はないと思う。社会のニーズにあわせた研究(商品として売れるようなもの)を行ってもよいと思う。
・オープンキャンパス続けて下さい。
・もっと活発になった方が良い。
・研究テーマによって様々だと思うが各先生方が広い世界で活躍されていれば,それで良い。
・特許をとれる研究は必要だと思う。
・そのような機会をもっとふやした方がよい。
・地域住民にもっと知ってもらうべきだと思います。
・近隣住民(北大和団地)の人からはあまりよく思われていないと聞きショックを受けた。
・OBとの交流から,さらに人脈を広げられないでしょうか。
・具体的にどう行動するのかを学生教授と議論すれば。
・特に必要ないと思います。
・よい
・現状はどうか知らないが,私がいたころはどれも充実していたと思う。私の研究室は産業界,社会,海外との交流について様々なチャンスを与えてくれたと思う(それを生かすかどうかは学生次第だった)。
・様々なイベントの参加が現在の仕事に役立っている。単位がらみのプロジェクト実習だけでなく,アルバイト・ボランティア形式のものを紹介してはどうか。
・イメージ戦略。まずは新聞に何か功を挙げたらのせてもらう。あと,新聞の技術コーナーなどにのる。無意味な大学院紹介みたいなことは絶対やらないこと(困ってると思われる)。うちの大学院はやる気のある人達でこんなおもしろいことしてるよ。来たければ来なさいぐらいの態度がいいとおもいます。これを腹のしたにおいて,おもてじょう社会活動をしてください。SEGA と組んで学習ゲーム開発,手話の学習装置をつかった講習会を開始!とか。簡易なインターネットとか企業のやることじゃなくちょっと小難しいことでいくといいとおもいます。
・これまでの方針の継承。

 [507] 海外との交流:
・よく来て下さっていたが,緊張してあまりしゃべれず残念だった。
・もっと推進すべきである。
・日本の学生を海外に行かせることができるシステムがほしい。
・英語しかしゃべれないような学生,先生を呼んでほしい。
・留学生が少なかった(生物学科と比較して)。
・もっと留学生が多い方が刺激になると思う。
・十分なレベルだと思う。
・留学生を増やしたらどうでしょう。
・現状で良いと思います。
・海外学生枠を設けては。
・O.K
・海外の大学の研究者の講義やゼミナールをもっとふやしてほしい。
・もっと受け入れ,もっと学生も出て行けるようになるといい。
・時々,海外から来られた方の講演があったのはよかった。
・外国の先生を常勤で置くといいと思います。
・海外,特にこれからはアジア系の国ともっと交流すべき。
・海外の大学からの教授を招いての講義を増やして欲しい。
・もっと活発に。
・交換留学制度などを作る。
・大学間での交流がより活発になれば刺激になる。
・研究テーマによって様々だと思うが各先生方が広い世界で活躍されていれば,それで良い。
・国内企業のみならず,海外企業との交流もあって良いのでは。
・学生に海外へ行かせる機会をプロジェクト実習で設ける。
・NAIST5年のうち1年程度は海外の大学院に行くべきだと思います。
・留学生がたくさんいたので話をきいていい刺激となった。
・もっとすべき。そのためには,英語の実用的なトレーニングが必要。
・特に必要ないと思います。
・よい
・経験を積むという点で非常に重要と思われる。
・外国人留学生と日本人との交流が少ない。
・現状はどうか知らないが,私がいたころはどれも充実していたと思う。私の研究室は産業界,社会,海外との交流について様々なチャンスを与えてくれたと思う(それを生かすかどうかは学生次第だった)。
・これまでの方針の継承。
・海外の留学生,研究員を積極的に受け入れ,学生の国際的なコミュニケーション能力の向上。
・よくわからないです。

 [508] 社会人の受け入れ:
・平成5年度に比べ人数が少なくなっていると聞いています。積極的に受け入れていただきたいと思います。
・はじめの時期に比して社会人入学者が少なくなっている。この原因はどこにあるのか,はっきりさせてほしい。
(NAISTの設立の目的の一つにこの社会人の再教育もあったと思うのです。)
・一度社会に出た人との交流ができ有意義だった。
・もっと推進すべきである。
・積極的に受け入れるべき。
・これからの時代1:1(学部より直接:社会人)ぐらいが良いのでは。
・多い方がよい刺激になる。
・土,日曜等,休日だけでも課程を修了できる制度が有ればうれしい。
・社会人の方は考え方がしっかりしている人が多く,学生にいい影響を与えていると思う。
・考え方のしっかりしている社会人の方と共に研究することは,大いにプラスになったと思う。
・社会人受け入れは重要なことだと思う。これからも続けるべきである。
・いいことだと思う。
・もっと積極的に。やめて来る人の卒業後の進路は?
・現状で良いと思います。
・海外学生枠を設けては。
・O.K
・活発にすべきだが,企業側に体力がないと難しい。
・不景気な時こそ,本当にヤル気のある人がくると思う。
・人数を増やして欲しい。
・積極的でよかった。
・社会人の方が多数いらっしゃったが,学部からの進学者にとって社会人がいることのメリット(例えば大学出研究していることが,どのように商品に反映されるのか)が,よくわからなかった。
・社会人の勉強する姿を見るとすごく励みになるため,もっと積極的に受け入れるべき。
・よいと思う。
・良い刺激となる。もっと活発になってもいいと思う。
・充分
・もっと積極的にすべし。優秀な企業研究者をスカウトするぐらいでも良いのでは。
・社会人のほうが研究全般に関して意欲的だったように思う。
・もっと重視すべき。
・受け入れる人数をさらに増やす。
・とても必要なのではないでしょうか?
・これは今後も受け入れていくべきだと思う。そのための定員枠を作ってはどうか。
・学生にとって,異なる立場からの意見は貴重なものです。幅広く受け入れることには賛成します。
・半数は社会人になる様に,企業は法的支援をすべきである(税金控除等働きかけてほしい)。
・いつでも受け入れられる様。
・刺激になっていいのでは。
・奈良は自由だったと思いますが,北陸は推薦状が必要だったかと思います。今後,企業人が(一旦退社してでも)大学で学ぼうという要求が高くなると思います。柔軟な対応をお願いします。
・特に必要ないと思います。
・研究を本気でする社会人の受け入れはすべき。学位だけがほしい社会人は受け入れすべきではない。
・一度社会に出た人との交流ができたのは,よかった。
・上手くいっていると思う。
・優秀な人が研究室にいることが自分にとっては刺激になった。
・積極的に受け入れていくべき。
・学生とは別枠でたくさん採用すべき。
・他の大学に比べ多い方であると思う。
・現状はどうか知らないが,私がいたころはどれも充実していたと思う。私の研究室は産業界,社会,海外との交流について様々なチャンスを与えてくれたと思う(それを生かすかどうかは学生次第だった)。
・大変良いと思うので今後も続けてほしい。
・不況でままならないとは思いますが,NAISTが独自性を残していくためにも,是非とも,継続してほしいです。
・ある程度の枠でいれて欲しいですね。大学院内をかき混ぜてくれる要素であるので。
・これまでの方針の継承。
・もっと増やし,話を聞く機会を増やすべき。

 [509] その他, 皆さんが思いつかれた項目についてご提案ください:
・制度その他についても「先端」の大学だと思います。「先端的な制度」には悪い面も多くあるとおもいますが,非難に負けずとにかく「先端」で突っ走って欲しいと思います。日本の大学は特徴がなさすぎます。NAISTはたとえ「悪い大学」と言われても「先端的な特徴ある大学」であって欲しいと思います。それだけで,「素晴しい大学」と言えると思います。
・もう少し学校の知名度を社会一般に広めてほしいと思います。
・最近はどうも創立時と違い内部硬直しているように思う。他大学と差別化するには硬直しているのではなくダイナミックに変化する必要がある。
・成功されている大学院の一つだと思うので,今後の発展を期待します。
・私は良い教官に恵まれましたが,他の研究室では不満もききました。研究室間のアクティビティの隔差をちぢめる(全体を高める)のが,今一番すべきことだと思います。
・事務の更なる効率化が急務。
・特に前期課程において,研究能力が客観的に評価されているか疑問。授業成績が重視されるなら,高校,大学と変わらない。
・先生の異動が多すぎて,けいとうだった研究室の特ちょうというのがないのは,よくないと思います。
・幅広い分野の人を受け入れ,特色ある大学にして下さい。「就職指導について」がありませんでした。とても満足していますが,成績のキジュンがあいまいでした。
・研究室での研究活動は充実していた。このことは,非常によかったと思う。バイオとの交流が少なかったのは,残念である。
・最先端の通信技術を活かして社会人など学校に常時これない人でも単位が取得できるなど,当学で行われている研究の成果を活かした学校運営が出来れば面白いのではないか。
・私の在学していた頃は他学科(バイオ)との交流が少なすぎたと思います。物質創成科もできた現在,学内の交流が今後のNAISTの発展に大きく関わってくると思います。
・教官の組み合わせを十分に考えるべきだと思う。どうすすめていいか悩んでいるとき,相談にのってくれる人と,自分で考えるように持っていく人,どちらも必要だと思う。研究内容についても,もっと考りょしてほしい。すごい研究をしてもあまり評価されていないのではないか。
・大学という狭い世界に閉じこもるのでなく(ただでさえ,奈良という地理環境)より積極的に他部門,世界にも働きかけていくべきでは。情報部門は,他部門と協調して発展していくのでは。
・基本的には現状に満足していました。ただ,先端でありつづけるための努力は必要だと思います。このために,教員の任期制・公募を徹底させるべきです。
・卒業した後にももっと学生や先生方との交流できる場をもうけて欲しい。
・他分野の出身者を受け入れる体制は非常に良いと思います。
・非常にいい大学です。これからも頑張って下さい。
・研究は早めに仕掛ける。
・インターネット上でのバーチャル大学院など他大学院より先端的な行動をしてほしい。
・研究室に学生が多すぎる。
・非常にためになったと思います。
・入学者の多様性を維持することは,高コストではありましょうが,NAISTがNAIST色を出すための重要な要因だと思います。
・北陸にもあるけど,授業がきつすぎて面白くないとおもうんです。自由なよい大学院なので,しめるとこ締めて(授業の評価が厳しいなど)ゆるめるとこはゆるめて(単位数をあまり多くしない。)ほしい。情報,バイオ,材料とあたらしく古い体質もなくスタートしているので,『ここにはまだ慣例なんてないよ。』という感じを学生に与えていて欲しいですね。あと,教官どうしでも,3学科合同の集いは1年1回ぐらい持ってくださいね。情報交換です。いまおもいつく事,言いたかった事をかきました。ますますの発展をお祈りしております。ま,心配してませんが。
・自分の修了した大学がどのように変化しているのかは実際目にしないと分からないので,年に1回程度,修了生の見学会を企画していただきたい。このように考えている人も多いと思います。
・食堂の朝ご飯を食べたかった(当時は朝食が10時〜11時以降でないと出てこない)。
・学生食堂は...改善されたのでしょうか?(苦笑)
・食堂が狭かった。
・食堂の評判が悪いので改善してほしい。