システム工学 I
Systems Engineering I
講義内容
システム工学には多様な側面があるが,本講義では特にシステムのモデル化 と性能評価に関連する事柄に重点をおいて講述する。 モデル化と性能評価に関 しては,対象とするシステム・予測したい性能評価量などに応じて,さまざま なアプローチが提案されているが, 本講義では, 以下の話題を論じる。
1. システムの性能評価量
2. 性能評価手法
3. 待ち行列理論
4. 待ち行列網理論
5. ポーリングモデル
6. 情報通信ネットワークへの応用
教科書
なし
参考書
1. 足立,酒井,高橋,飯国:システム工学,コロナ社,1996
2. L.Kleinrock:Queueing Systems vol.1-Theory, John Wiley&Sons, 1975
3. J.F. Hayes:Modelling and Analysis of Computer Communications Networks,
Plenum, 1984
4. R.Nelson:Probability, Stochastic Processes, and Queueing Theory, Springer-
Verlag, 1995
5. R.A.Sahner, K.S.Trivedi and A. Puliafito:Performance and Reliability Analysis of
Computer Systems, Kluwer, 1996
前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)
解析学(基礎数学 I )
確率分布と確率過程(数理科学概論)