音情報処理論 II
Speech Processing II
講義内容
音情報処理論Iが,音の情報の基礎部分を主に講述するのに対し,この講義では,音声と言語の関係,音声認識応用を主に講義を行なう。特に,実環境における音声認識,音声合成のための技術や,音声で発話された話し言葉を取り扱う種々の技術,音声翻訳システム,音声言語インタフェース技術に関して講述する。
・話者認識,話者適応
・音響信号処理(雑音処理,マイクロフォンアレー)
・統計的言語モデル
・ディクテーションシステム
・音声規則合成システム
・音声翻訳システム
・話し言葉解析,音声言語コミュニケーション
・自由発話インタフェース
・マルチモーダルインタフェース
教科書
資料(テキスト,OHPコピーなど)を配布
参考書
鹿野,中村,伊勢,音声・音情報のディジタル信号処理,昭晃堂
北,中村,永田, コーパスに基づく音声言語処理,森北出版
前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)
音情報処理論I