人工知能論II
Artificial Intelligence II


講義内容

  人工知能のなかでも知識を用いた問題解決,モデリング,知識の共有,知的設計学に焦点を当てて,ねらい,現状,問題点,形式的取り扱いについて掘り下げた議論する。

  1. ネットワーク社会を支援する知能メディア技術
    (エージェント,知識メディア)
  2. 知識の共有再利用
    (大規模知識ベース,知識交換用言語,オントロジー)
  3. モデルに基づく推論
    (定性推論,定性的なモデリング,定性シミュレーション,
    定性システム解析,診断などタスクレベル推論)
  4. 知識の科学
    (サーカムスクリプションとデフォールト論理を中心とした非単調推論
    による知識の形式的取り扱い)
  5. 知的設計学
    (設計学,設計対象の表現法,設計における推論)
 
教科書

  使用しない:講義ノートを配付

参考書

  1. 西田・冨山・桐山・武田(編):工学知識のマネージメント,朝倉書店,
    1998, ISBN4-254-20093-5
  2. J. M. Bradshaw (ed.): Software Agents, The MIT Press, 1997
  3. 西田豊明::定性推論の諸相,朝倉書店,1993
     ISBN 4-254-12621-2 C3341 P4635E
  4. 吉川・冨山(編):インテリジェントCAD上,下,朝倉書店
     ISBN 4-254-23059-1, 4-254-23060-5

前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)


  訂正)すでに配布されております履修要覧には前提とする知識として
     「人工知能論 I」があがっておりますが、そちらの方は間違いです。
     正しくはWWWの方をご参照下さい。