ゼミナール発表

日時: 10/13(水) 3限


L2 横矢研 (進行責任教官: 山澤助手)

9851045 佐々木 博史 千原 國宏 横矢 直和 眞鍋 佳嗣 -
発表題目:Wearable Computer用入力インタフェース「てのひらめにゅう」
発表概要:近年,ハードウェアの急速な進歩に伴い,小型のコンピュータを体に装着して使用するWearable Computerが現実的となってきた.Wearable Computerの研究では,ハードウェアや,適用分野に関する研究が多くなされているが,システムの使用感を決定するインタフェースの研究は十分ではない.そこで,本発表では,HMDと単眼カメラを用い,ユーザのてのひらにメニューを重畳することで,素手による入力を可能とする「てのひらめにゅう」インタフェースについて報告する.
9851075 中島 健 千原 國宏 横矢 直和 眞鍋 佳嗣 -
発表題目:<題目> ウェアラブル拡張現実感技術による星座観察支援システム
発表概要:<概要> 星座観察では星の座標計算など専門知識を必要とする。 そこで、ウェアラブル拡張現実感技術によって 星座絵やテキスト情報を頭部装着型ディスプレイでユー ザの視野に重畳表示することで、容易な星座観察を実現 するシステムを構築する。
9851080 中村 厚士 千原 國宏 横矢 直和 眞鍋 佳嗣 -
発表題目:<題目>「都市エネルギー消費の可視化」と今後の予定
発表概要:<概要>効果的な都市設計をすれば,省エネを推進することができる.我々は,現行の 都市エネルギーシステムを改善し,新しい自律分散型都市エネルギーシステムを構築しよ うとしている. 新しい省エネ型都市を設計するためには,現在の標準都市におけるエネルギー 消費動向を都市,地域,集合建築物,家庭といった様々なレベルにおいて認知 し,考察する必要がある.また,設計された都市の妥当性を検討する際にも, エネルギー消費動向について同様に多レベルで解析することが必要である.し かし,エネルギー消費データは一般的に莫大な数字の羅列として与えられるた め,そのままでは直接消費動向を理解することは困難である.また,都市設計 へ応用するためには,これらのデータは地図情報と関連づけられた形で表現す ることが求められる. そこで本研究では,ネットワークを通じて広く情報を公開することができ,ま た,多レベルの可視化状況をハイパーリンクを利用して有機的に結び付けるこ とができるVRML(Virtual Reality Modeling Language)を用いて実際 の地図上における各家庭のエネルギー消費の推移を直感的に理解できる可視化 法を探る.また本稿では,都市モデルとして仮想的に家庭を配置し,実際計測 されている家庭のエネルギー消費データの一部である電力エネルギー消費デー タを可視化する.
9851123 山本 拓 千原 國宏 横矢 直和 眞鍋 佳嗣 -
発表題目:野球中継映像からの自動スコア作成
発表概要:野球において記述スコア(データ)の利用価値は高い.プレイヤらにとっては「相手の戦略や傾向の理解」などに役立つであろう.TV視聴者にとっても,スコアと各種プレイシーンとのリンクを前提に,GUIからお好みのシーンを選択して観るということも可能であろう.そこで本研究では,野球のTV中継において,ある程度規則的なカメラワーク,カメラ選択が存在することに注目し,映像解析による各種プレイシーン大分類を行うシステム構築を目指す.