9851047 | 佐藤 耕一 | 千原 國宏 | 横矢 直和 | 眞鍋 佳嗣 | - |
発表題目:没入型仮想融合空間のための揺れ再現に関する研究
発表概要:より高度な臨場感を体験できる没入型仮想融合空間の構築において 現実環境における身体感覚的な動きを仮想体験するために, 提示対象とする吊橋の歩行映像を全方位視覚センサを用いて取得し, その映像から吊橋の揺れをオプティカルフローによって 検出し,揺動装置により再現する. また,視覚的には体験者を覆う全面,両側面,床面の4つの巨大なスクリーン を使用する. | |||||
9851069 | 近間 正樹 | 西田 豊明 | 横矢 直和 | 武田 英明 | - |
発表題目:内部モデルを用いたロボットのセンサー情報の評価と行動生成について
発表概要:近年ペットロボットに代表されるアミューズメント指向のロボットが注目されている。これらのロボットに要求される仕様として親しみやすさという指標が重要である。そのために、簡単なこころや情動のモデルを搭載してロボットの行動生成に利用しているが、ここでは、自分と同じもしくは似た他者のモデルを内部モデルして持つ事で、外界からの情報の評価と行動生成に利用する方法について提案する。 | |||||
9851070 | 塚本 拓 | 小笠原 司 | 横矢 直和 | 今井 正和 | - |
発表題目:並列画像処理プロセッサを用いた視差画像のリアルタイム生成
発表概要:ステレオ視の対応付けには多大なる計算量を必要とするためリアルタイム化が困難という問題があったが,近年では専用ハードウエアを用いたり,マルチメディア命令を備えた汎用CPUを効率的に用いることでリアルタイム処理も現実のものとなりつつある.本発表ではリアルタイム処理に主眼を置いた任意視点画像生成を行なうための第一段階として,汎用並列画像処理プロセッサIMAP-VISIONを用いた視差画像のリアルタイム生成について報告する. | |||||
9851074 | 中井 実 | 植村 俊亮 | 横矢 直和 | 吉川 正俊 | - |
発表題目:画像とキーワードの相関を利用したキーワード付与
発表概要:通常のコンテンツベースの画像検索は、ヒストグラムやウェーブレット変換などの特徴量を用いて 問合せ画像に近い特徴量を持つ画像群を返す。これらの手法では問合せ画像として予め画像を用意したり、 スケッチを描いたりする必要があるため、検索を行うユーザに負担が掛かる。 一方キーワードを与えて画像を検索する手法では検索されるデータベース画像に含まれるキーワードを発見し 予め入力する必要がある。この作業は通常手で行われており、画像を用意する側の負担が非常に大きい。 そこで本実験では、予め同じキーワードが付与された少数の画像から共通する特徴量を抽出しておき、この 特徴量を元にデータベースに登録される画像に対してキーワードの候補を提示するという手法を提案する。 |
9851111 | 向山 博貴 | 植村 俊亮 | 松本 裕治 | 吉川 正俊 | - |
発表題目:時区間に基づいた映像データの内容記述
発表概要:計算機技術の発達により映像データをデジタル化し、映像データベースを構築する事が可能となりつつある。しかし、従来の映像データベースシステムでは、映像データを物理的なフレーム単位でモデル化するものが主流であるため、映像の内容に関する問合せを実現する事は困難である。本研究では、映像データに対して内容に基づく検索を可能にするために、映像データの内容記述のためのモデルを提案する。映像データベースの例としてSCSによる会議映像を取り上げ、その内容記述、および検索手法について述べる。 | |||||
9851114 | 森本 考弘 | 植村 俊亮 | 松本 裕治 | 吉川 正俊 | - |
発表題目:アクセス権が設定された構造化文書に対する効果的検索法の提案
発表概要:今日のディジタルライブラリや WWW の世界では,SGML や XML といった構造化文書が用いられている.しかし,現在のこれらに対する情報検索の方法では, 文書自身の持っている特長を利用した検索が行われておらず,単に全文検索を 行っていることと変わりない.また,構造化文書をデータとして考えた場合, 文書の構造を利用して文書の一部分にアクセス権が付与されることも考えられ る.ここでは,構造化文書を木構造として捉え,それぞれのノード単位でノー ドの特徴を抽出し,ノードのアクセス権とその特徴を考慮した構造化文書の効 果的な検索について提案する. | |||||
9851124 | 山本 陽平 | 植村 俊亮 | 松本 裕治 | 吉川 正俊 | - |
発表題目:名前空間を含む XML 文書に適した索引
発表概要: インターネット上の共通データフォーマットとしてXML が利用され はじめている. 今後 WWW 上では膨大な量の XML データが出現するであろ う. XML 文書から所望の文書構造を取得するには XML 文書を一度構文解析する 必要があるが, 文書が巨大な場合や大量にある場合は走査時間がかかり実用的で はなくなる. XML の前身である SGML の時代から構造を用いた索引はいくつか提 案されてきた. しかし SGML に比べ XML では様々な周辺技術が提案されてい る. 特に名前空間と XML スキーマは SGML にはない新たな問題を生み出し た. 本研究ではそれらの問題を概観し, いくつかの構造索引のアイデアを示す. | |||||
9851207 | SADAT FATIHA | 植村 俊亮 | 松本 裕治 | 吉川 正俊 | - |
発表題目: QUERY TRANSLATION FOR
THE CROSS LANGUAGE INFORMATION RETIRIEVAL SYSTEM
発表概要: The approach of using an existing machine translation system in Cross Language Information Retrieval consists of automatically translating queries from one language to an other without ambiguation. In this approach, we discuss a particular technique to cross language information retrieval based on Bilingual dictionaries. We show that queries can be translated by single words, using a bilingual dictionaries. We apply a process called "co-occurence tendencies " to avoid ambiguation in translation word by word. |
9851058 | 鷹城 徹 | 西田 豊明 | 植村 俊亮 | 武田 英明 | - |
発表題目:WWW文書からの個人の背景知識の獲得と構造化に関する研究
発表概要:我々人間が有する知識・概念の構造では、たとえ同じ概念であっても、それに対して個々人によって異なる背景・文脈を持っていることが知られている。本研究では、WWWブラウザをインターフェースとして用いて、こうした個々人に個別的な背景知識を獲得・構造化するシステムの開発を行う。 | |||||
9851082 | 野中 康太郎 | 伊藤 実 | 植村 俊亮 | 石井 信 | - |
発表題目:周期性をもつセールスデータベースからの効率の良いデータマイニング
発表概要:従来は,CPUや外部装置が低速かつ高価であったために,データベース中のデータ解析は,ランダムサンプリング等により取り出した一部のデータに対してしか行えなかった.こ れに対して,近年の計算機技術の進展により,大量の情報を記憶したデータベース中の全て のデータを見て解析することが可能になった.このように大規模データベース の内容全体を解析することにより,データベースの利用者にとって有益な情報を得ること をデータマイニング(情報発掘)と呼ぶ. 本研究では,周期性をもつセールスデータベースに対する効率の良いデータマイニングの 幾つかの手法と セールスデータベースが周期性をもつかどうかを効率良く判定する手法について 提案する. | |||||
9851104 | 松塚 健 | 西田 豊明 | 植村 俊亮 | 武田 英明 | - |
発表題目:ブックマークを用いた情報入手・コミュニティ形成の支援
発表概要:現在行われているネットワーク上の情報入手支援の研究は、煩雑なデータ入力や膨大な学習データを要求するシステムであったり、情報入手・創成の重要な要素であるコミュニティ形成の支援にはあまり役だっていないなどの問題がある。そこで本研究ではブックマークデータを用いて所有する情報の繋がりを可視化することによって、情報入手とコミュニティ形成を同時に支援するシステムの開発を行う。 | |||||
9851108 | 三木 一浩 | 鹿野 清宏 | 植村 俊亮 | 中村 哲 | - |
発表題目:マイクロホンアレー信号処理とHMM合成による実環境音声認識
発表概要:実環境で精度良く音声を認識するためには騒音対策が必要である。これまでに、音声認識の前処理としてマイクロホンアレーを用いる方法、音声認識の過程でHMM合成を用いる方法などが提案されている。本研究ではこれらの方法を統合し、シミュレーション実験、および実環境実験から、その有効性を検証する。 |
9851013 | 上野 宣 | 山本 平一 | 山口 英 | 小山 正樹 | - |
発表題目:Performance CollaboratorにおけるSSLによるHTTPSサービスの提供
発表概要:WEB利用者の増加に伴いWEBサーバの負荷も増大してきている。そしてECと呼ばれる電子商取引が普及してきている。そこで分散WEBサーバの環境でSSLによるHTTPSサービスを安全かつ効率的に提供する手法の一つについて。 | |||||
9851025 | 柏木 邦亮 | 山本 平一 | 山口 英 | 小山 正樹 | - |
発表題目:分散Webサーバシステムにおけるコンテンツ配送機構の提案
発表概要:Webの発展にともない,近年,web上でのEC(電子商取引)が広く行わ れるようになってきている.ECの性質上サーバは安全でなければならず,また, 高負荷に耐えられる高速な処理も要求されるが,これらを満たすシステムは高価 である.そこで,サーバを分散して構成することにより,安価に高速かつ安全 なシステムを構築することが考えられる.本研究では,この分散Webサーバシステムの実現に際して,より負荷を分散させるためのコンテンツ配送機構を提案する. | |||||
9851032 | 神代 知範 | 井上 克郎 | 小山 正樹 | 松本 健一 | - |
発表者:神代知範 発表題目:ドラッグ&ドロップの操作時間を視線情報とマウスを併用して短縮する方法 発表概要: 近年, 計算機ユーザの視線を計算機への入力に用いたインタフェース (視線インタフェース) の研究が盛んに行われている. また視線計測に用いるアイカメラも進歩しており, 非接触あるいは無拘束に近い状態で利用できるようになったため, アイカメラの利用におけるユーザの負担が軽減した. まだアイカメラは高価なため一般的に利用できる機器ではないが, 近い将来入力デバイスの一つとしてアイカメラが一般化する可能性はある. 本研究では, 視線とマウスを併用して, 既存のグラフィカルユーザインタフェース (GUI) 上でのドラッグ&ドロップの操作時間を短縮する方式を提案する. また, 一般的なGUIに使われている1cm四方程度の大きさのアイコンをドラッグ&ドロップ操作の対象とする. |