9851090 | 平野 雅敏 | 小笠原 司 | 西田 豊明 | 今井 正和 | - |
発表題目:<題目>強化学習を用いた複数台ロボットの協調作業
(ロボットサッカーへの応用)
発表概要:<概要>近年、ロボットの協調作業のアルゴリズムを強化学習を用いて獲得させる方法が盛んである。しかし、離散値しか扱えない強化学習においてロボットの制御を出力として設定すると単純な動きしかロボットはできない。そこで、本研究では環境を認識し、各ロボットに命令を送る集中制御器と受けとった命令によりロボットを制御するロボットの制御器からなるシステムを考え集中制御器において強化学習を用いる。 | |||||
9851095 | 藤原 広光 | 小笠原 司 | 西田 豊明 | 今井 正和 | - |
発表題目:動的環境下における自律移動型ロボットの行動選択及びシミュレータ
開発
発表概要:自律移動型ロボットをいかにして動的環境下で動かすかをテーマに研 究する。人間の行動特性を考えたとき、人は経験により行動パターンを持っており、 環境に応じて最適な行動を選択している。本研究では、ロボットサッカー環境に 対応した最適な行動を選択できるようなアーキテクチャを考える。また、研究に 必要なシミュレータを開発したので、それも合わせて発表する。 | |||||
9851097 | 真狩 和加子 | 千原 國宏 | 横矢 直和 | 眞鍋 佳嗣 | - |
発表題目:<題目>個人の身体特徴を反映したアバターの自動生成
発表概要:<概要> 仮想空間内で社会活動を行う場合には、ユー ザのアバターがユーザと似ている方が好まし い。本発表では、写真から自動抽出したユー ザの身体特徴を用いて標準体型のアバターを 変形することで、ユーザに似たアバターを自 動生成する手法を提案する。 | |||||
9851115 | 矢倉 基裕 | 山本 平一 | 山口 英 | 横矢 直和 | - |
発表題目:TCPによる大容量コンテンツの高速転送
発表概要:インターネットのバックボーンの広帯域化にともない,大容量高速転送を必要 とするアプリケーションが今後増えることが予想される.しかし,インターネッ トのアプリケーションの多くが使用する TCP の輻輳回避アルゴリズムは広帯 域ネットワークを想定しておらず,十分なスループットが得られない.本研究 では広帯域ネットワークにおけるスループットの向上を目的とし, TCP の輻 輳回避アルゴリズムの改良手法を提案する.本提案手法は複数のコネクション 間の公平性の確保についても考慮している. |
9851103 | 松田 寛 | 松本 裕治 | 鹿野 清宏 | - | - |
発表題目:『形態素解析システム相互接続ドライバモデル』の実装と品詞体系変換への応用 発表概要:いくつかの大規模日本語コーパスが利用可能となった今日,品詞体系の不整合はコーパスの再利用を阻む最大の障壁となっている.またコーパス作成支援環境は品詞体系や解析システムに依存した場当たり的な実装が多く,普遍的な利用が可能な実装は存在していない.本研究では『形態素解析システム相互接続ドライバモデル』の下にコーパス作成支援環境を構築し,品詞体系や解析システムに依存しない統合GUI環境を実装した.また応用として,品詞体系の異なる解析システムを用いた形態素再解析による品詞体系変換を実験中である. | |||||
9851107 | 丸本 徹 | 鹿野 清宏 | Nick Campbell | 柏岡 秀紀 | 中村 哲 |
発表題目:テキスト音声合成方式における発話様式の制御
発表概要:近年、機械による任意音声合成技術が注目されているが、録音編集方式による合成の場合、合成音がDBの発話状態に依存するところが大きい。本研究では合成音の発話様式を制御する前段階として、DBへラベリング(特徴付記)する特徴量の抽出を行った。 対象とする発話様式は感情の3種(怒り・喜び・悲しみ)で、従来の韻律情報からではなくスペクトル情報からの分類を行う。 | |||||
9851122 | 山本 純平 | 西谷 紘一 | 鹿野 清宏 | 山下 裕 | - |
発表題目:視線分析装置を用いたプラントオペレータの習熟度の評価
発表概要:プラント運転における異常時の対応において、迅速・確実性が求められる。オペレータの情報源である視覚情報と視線、オペレータの判断を通して、オペレータの習熟度を評価する。 | |||||
9851127 | 吉田 和子 | 伊藤 実 | 鹿野 清宏 | 石井 信 | - |
発表題目:正規化ガウス関数ネットワークによるカオス力学系再構成
発表概要:正規化ガウス関数ネットワーク(NGnet)は入力空間を領域分割し, 各ユニットが局所的に線形近似を行うモデルである. 本研究では, NGnetを非線形力学系の同定問題に適用する. 力学変数の一部のみが観測された場合でも, 遅れ座標の埋め込みを用いることによってカオス力学系を学習することができる. また, 2種類のノイズについて学習時における影響を検討した. 実験により, NGnetは2種類のノイズが付加された条件下においてもカオス力学系を良く学習できることが分かった. | |||||
9851130 | 吉村 康志 | 鹿野 清宏 | Nick Campbell | 柏岡 秀紀 | 中村 哲 |
発表題目:<題目>自動JToBIラベリング
発表概要:<概要>JToBIは日本語東京方言を対象とした韻律記述方法である。JToBIは効率的に韻律を記述できるが、人手によるラベリングは非常に時間と労力を必要とする作業である。本研究では大規模音声データベースに自動的にJToBIラベルを付与する試みを行なう。 |
9851066 | 谷口 博人 | 藤原 秀雄 | 福田 晃 | 増澤 利光 | - |
発表題目:アドホックネットワークにおけるクラスタ構成法
発表概要:本研究では、移動計算機が互いに無線通信するアドホックネットワークに おけるクラスタ構成法について考察する。アドホックネットワークでは、通信経路の管理、通信の制御等を効率よく行うために、移動計算機をいくつかのクラスタに分割し管理する。このとき、クラスタ数が少なく、また、移動計算機の移動に伴うクラスタ更新の頻度が少ない方が望ましい。本研究では、クラスタ数、クラスタ更新数がともに小さいクラスタを構成するための分散アルゴリズムの提案を目指す。 | |||||
9851071 | 土井 俊介 | 鹿野 清宏 | 福田 晃 | 中村 哲 | - |
発表題目:Agent音声対話インタフェースを持ったcontext-awareな展示ガイドシステムの開発 発表概要:展示ガイドを主たるタスクとした、Agentとの音声対話によって現在位置のガイドなどを行うシステムを開発した。システムは携帯もしくは装着して使用する実世界指向システムである。 本発表では、Agentとの自然なやり取りを行う音声対話手法や、ユーザの興味に関するキーワード等の情報を対話や滞在時間から取得し次のガイドの提示・ルート作成などをダイナミックに行う方式についての提案をする。 また、見学者と展示者や見学者どうしの知識流通を促進するために音声メッセージシステムの開発やコミュニケーション支援としての使用の提案をする。 | |||||
9851084 | 長谷川 学 | 藤原 秀雄 | 福田 晃 | 増澤 利光 | - |
発表題目:自己安定コンバージキャストについて
発表概要:本研究では、コンバージキャストを実現する自己安定アルゴリズムに ついて考察する。自己安定アルゴリズムは、一時故障に対する 高度な故障耐性を有する分散アルゴリズムであり、分散システム構築へ の利用が期待されている。また、ネットワークの生成木を 利用したコンバージキャストは、情報を各プロセスから効率よく 収集する方法であり、他の多くの分散アルゴリズムで利用される。 本研究では、情報を繰返し収集する場合に、従来の方法よりも 効率のよい自己安定コンバージキャストアルゴリズムを提案する | |||||
9851121 | 山中 佐知子 | 高橋 豊 | 福田 晃 | 笠原 正治 | - |
発表題目:ハンドオフ呼の待ち時間を考慮したセルラーネットワークの待ち行列モデルと解析
発表概要:ハンドオフ呼はチャネルに空きがなければ、ハンドオフエリア内に限り待合室で待つことができるシステムを考える。実際的にそのシステムを捉えると、ハンドオフ呼は新しいチャネルを利用できるまで、ハンドオフエリア内に限りサービス中のチャネルを保持し続ける。このシステムの効果を、従来のシステムと比較することによって明らかにする。 |
9851020 | 奥田 宗継 | 福田 晃 | 渡邉 勝正 | 関 浩之★ | 最所 圭三 |
発表題目:配列参照パターンによる並列化最適化支援
発表概要:「控え目な並列最適化」を行う自動並列化コンパイラは,しば しばプログラムの並列化最適化に失敗し,出力されたプログラム に並列化最適化の余地が残っていることが多い.プログラマが並 列化最適化に必要な情報を取得し,並列化最適化を手動 で適用するインタラクティブコンパイル環境の実現が望まれる.本稿では, 並列化支援視覚化システムNaraViewを用いてループにおける配列参照パター ンを視覚化し,並列化最適化を施す方法に関する議論を行う. | |||||
9851037 | 小崎 光倫 | 福田 晃 | 渡邉 勝正 | 関 浩之★ | 最所 圭三 |
発表題目:周期性を有する配列参照パターンの解析手法
発表概要:分散メモリ型並列計算システムにおいては、通信オーバーヘッドの問題から、データ配置最適化が極めて重要である。しかしながら、科学技術計算アプリケーションでは、ループ中で複雑な配列参照が行われ、コンパイル時に配列参照パターンを明確に把握するのは非常に困難である。本研究では、実行時に配列参照に関するログをとることにより、そのログから配列参照の周期性の解析を試みる。配列参照周期が明らかになれば、データ配置最適化などの最適化処理への利用が期待される。 | |||||
9851125 | 横内 淳史 | 伊藤 実 | 関 浩之★ | 石井 信 | - |
発表題目:<無閉路オブジェクト指向データベーススキーマにおける型検査問
題の計算量>
発表概要:<オブジェクト指向プログラミング言語のメソッド呼び出し機構は, データのカプセル化やコードの再利用のために重要なものであるが,実行時に 型エラーが起きる危険性がある.よって,オブジェクト指向プログラミング言 語をデータベースの問合せ言語として用いる場合,どんなデータベースインス タンスのもとでも実行中に型エラーが起こらないことを保証できることが望ま しい.本研究では,Hullらによって提案された更新スキーマをOODBスキーマの モデルとして採用し,無閉路スキーマと呼ばれる更新スキーマの部分クラスに 対する型検査問題の計算量について考察する.> | |||||
9851202 | 喜家村 奨 | 関 浩之 | 渡邉 勝正 | 楫 勇一 | - |
発表題目:並列プロセスの時空間成分の変換手法に関する研究
発表概要: 本研究では複数のプロセスからなる並列システムの要求仕様から実装レベルの 仕様を自動生成する手法を考察している. 仕様は, 複数プロセス間の接続関係を定める空間成分と, 各プロセスの動作を 定めるLTS(ラベル付き遷移システム)で表される時間成分とからなる. 利用可能プロセス数や並列度などの実装環境の制約から, 実装レベル仕様の空 間成分はあらかじめ決定されている場合が多い. そこで本研究では, 要求仕様, および実装レベル仕様の空間成分が与えられた とき, 実装プロセスの時間成分を自動生成する方法を提案する. 特に, プロセス間の同期のための内部メッセージ数を減らす手法についても述 べる. |