9951089 | 西森 崇 | 知能情報処理学 | 植村 俊亮 | takash-n |
発表題目:(論文紹介) Multi-Value-Functions: Efficient Automatic Action Hierarchies for Multiple Goal MDPs
発表概要:確率的遅延報酬問題において、考えていたのと異なるゴールを求められたり、任意の可能なゴールに対する解をすぐに与える必要があればどうすればよいか?ここでは、新たな状態数Nの自動生成される抽象的な行動の階層を用いて、N個の可能なゴール全てを用意することがゴール一つを用意することのN倍より格段に容易であることを示す。ゴールに基づくマルコフ決定問題(MDPs)において、全状態組に対し、Multi政策・Multi評価関数を定義し、これらのオブジェクトを殆どメモリを用いずすぐに構築することが主旨である。 | ||||
9951090 | 二宮 知子 | 音情報処理学 | 鹿野 清宏 | tomoko-n |
発表題目:直線状に移動する仮想音源の提示
発表概要:聴取者位置を中心とした円周上を移動する音源に関しては、さまざまな研究が行なわれている。しかし聴取者が空間内を自由に歩行する場合には、その歩行運動にともない円周方向に移動する音源は稀である。実際には、空間内に存在する静止物体が発する音は聴取者の歩行運動により、相対的に前方から後方へ直線状に移動する。そこで本研究では、直線状に移動する仮想音源を提示するシステムを作った。 | ||||
9951131 | 米山 清二郎 | 情報科学センター | 湊 小太郎 | seiji-yo |
発表題目:Reliable Multicast using FEC on IPv6
発表概要: インターネットの発展により音声・動画通信を行なうだけの帯域幅をもつインフ ラが整い、ラジオ放送・遠隔会議等の1対多型(マルチキャスト)通信の実現が 要求されている。しかし、現在のマルチキャスト通信は、受信者の多数化・ネッ トワーク大規模化に従い再送パケットが増加し、ネットワークに輻輳を生じるこ とが問題とされている。 本研究では、大規模ネットワークにおける Reliable Multicast protocol の実装 ・評価を行うことを目的とし、本発表では、その実現のために有効な一手法である 前方誤り訂正(FEC:Foward Error Correction)技術について述べる。 | ||||
9951092 | 林 高志 | 像情報処理学 | 千原 國宏☆5 | taka-ha |
発表題目:論文紹介"A Flexible New Technique for Camera Calibration"
発表概要:近年,コンピュータの広がりとともにDVS(Desktop Video System), 端末付属のカメラも広く普及している.従来のcalibrationは専門技術や 高額な専門機材を使用し,設定に時間が掛っていた.本論文では,この問題 を解決し.DVSでも使える,適応性のあるcalibrationを導き出すことを 目的としている. | ||||
9951093 | 久住 憲嗣 | 計算機アーキテクチャ | 福田 晃 | kenji-hi |
発表題目:論文紹介 "Improving IPC by Kernel Design"
発表概要:μ-Kernel baseのOSでは、プロセス間通信の性能が良い必要がある。 ところが、大抵のμ-Kernelのプロセス間通信は、 短いメッセージを送る際にも100μsかかるような事があり、 性能が非常に悪い。 この論文ではプロセス間通信をいかにして高速にするかについて述べている。 | ||||
9951094 | 久田 正樹 | 知識工学 | 伊藤 実 | masaki-h |
発表題目:Minireview of stocastic resonance
発表概要:ノイズは一般的にパフォーマンスを落とすやっかいなものとして扱われている。しかし、非線形システムにおいては、確率共振現象として、非常に弱い信号を取り出すのに重要な役割を果たす。確率共振現象の簡単な紹介と、生体で行われている情報処理と関連して今後の研究の方向性を述べる。 |
9951095 | 藤井 慶 | 言語科学 | 鹿野 清宏 | kei-fu |
発表題目:論文紹介 "A Real-Time Speech Dialogue System Using Spontaneous Speech Understanding"
発表概要:音声による入出力インタフェースは GUI の次にくる技術と予想される。本論文ではその実現例としてファーストフード店での注文を模倣した音声対話システム TOSBURG の仕組みを説明する。TOSBURG の特徴はワードスポッティングに基づいて音声理解を行うことであり、これによって利用者の意図しない発声を含むような自由発話の理解を可能にした。 | ||||
9951096 | 藤井 俊平 | 情報ネットワーク | 山本 平一 | shunpe-f |
発表題目:論文紹介"A Genetic Concept for Large-scale Multicast"
発表概要:インターネットアプリケーションでは1つまたはそれ以上の送信側から複数の受信側にデータが送られる。複数の受信側に対しての伝送方式として「マルチキャスト」と呼ばれる手法がある。マルチキャストは最善努力型のサービスを提供するため信頼性がない。そこで信頼性をもたせるように様々な手法を施したReliable Multicastが提唱されている。本論文ではその手法のひとつであるLGCについて紹介する | ||||
9951097 | 藤崎 恵美子 | 知識工学 | 伊藤 実 | emiko-fu |
発表題目:視覚刺激と聴覚刺激が発話反応潜時に与える影響
発表概要:音声を聞きそれに対して発話する、あるいは文字を読み発話することは、我々が毎日行なう、日常的かつ基本的な言語活動である。だが、それらの刺激の特性によって発話運動は異なってくる。 本発表では、刺激のモダリティとその特性を変化させ、その発話運動への影響を刺激呈示から発話開始までの反応潜時を指標として検討する実験を行なうにあたり、その背景と実験内容について解説する。 なお、本発表はプロジェクト実習先のATRにて計画中の実験のイントロダクションとして行なうものである。 | ||||
9951098 | 町田 淳昇 | 像情報処理学 | 千原 國宏 | atsuno-m |
発表題目:論文紹介 "Fusion of Angiography and Intravaslular Ultrasound in vivo:Establishing the absolute 3-D frame Orientatoin"
発表概要:2面血管造影法と血管内超音波(IVUS)のデータ融合は冠状動脈血管の適切な形状を再構成を容易にする。 IVUSイメージの方向があいまいなままでも、IVUSカテーテル引き戻し軌道に沿ったIVUSイメージのフレームは識別できる。 このことより、3次元空間内の正しい IVUSイメージの方向を自動的に決定するアプローチを報告する。 カテーテルねじれは統計的な手法により計算されIVUSイメージの3次元空間内での絶対的な方向を決定している。 本手法の性能を実証するために、冠状動脈をわずらっている患者から取得したデータを本手法に適用した。 | ||||
9951099 | 松浦 克海 | 計算機アーキテクチャ | 福田 晃 | katsu-ma |
発表題目:論文紹介 "The Broadcast Storm Problem in a Mobile Ad Hoc Network"
発表概要:MANET(モバイルアドホックネットワーク)における、ブロードキャ ストを同一エリア内で行なうと無線信号の重複が起こるおそれがある。これに より、データの衝突、冗長、などの問題が発生する。本論文では、これを Broadcast Storm Problemと定義し、シミュレーションと分析によりこの問題 の危険性を確認した。さらに、この問題を和らげるための手法を提案している。 | ||||
9951100 | 松尾 康孝 | 言語科学 | 鹿野 清宏 | yasuta-m |
発表題目:<題目> 感情音声合成とその応用
発表概要:<概要> 音声の合成においては、人間の感情(喜び、怒り、悲しみ等)を音声合成に盛り込む事で、より自然な合成音声発話を行なう事ができ、文章をより感情豊かに読ませる事ができる。本発表では、まず感情音声合成に関する論文(ACOUSTIC NATURE AND PERCEPTUAL TESTING OF CORPORA OF EMOTIONAL SPEECH)を紹介し、その応用について考える。 |