ゼミナール講演
日時
平成 11年 6月 2日(水)4限(15:00 -- 16:40)
場所
L1
講演者
萩田 紀博
所属
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 メディア情報研究部長
講演題目
NTTヒューマノイド研究の最前線
概要
ヒューマノイドという呼称は、もともとはロボットの研究からでてきたものである。 NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、 あたかも人間のように振舞う知性や感覚をコンピュータ上に実現することを目的として、 ソフトウエアに基づくヒューマノイド研究を進めている。 見る、聞く、話す、考えるなどの機能をコンピュータ上に実現する技術 (ヒューマノイド・テクノロジーと呼ぶ)と、これらの機能について、 人間の情報処理を研究するサイエンス(ヒューマノイド・サイエンス) を連動させて進めている。 本講演では、「見る」、「聞く」、「話す」、「考える」について、 当研究所からでたテクノロジーとサイエンスの最新成果を示す。 ヒューマノイド・テクノロジーでは、音・画像の高速検索法、 音声対話システム、文書処理技術、音楽情景理解、コンピュータ・ミュージック、 視線追跡技術等を紹介する。また、ヒューマノイド・サイエンスでは、 錯視、空耳の科学、 音の聖徳太子効果等の視聴覚情報処理の最前線を音や映像を用いて紹介する。
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平成11年度ゼミナール担当:楫 勇一, 武田 英明, 関 浩之