プロジェクト実習 II,IV
Project Practice II,IV
「プロジェクト実習」では,先端的技術や方法論を用いたソフトウェア,ハー
ドウェア,応用システム等の開発,先端研究分野の調査研究などを行う。
テーマには学外テーマと,本研究科の教官が担当する学内テーマとがある。学
外テーマによる実習は,企業におけるインターンシップ制度等とタイアップし
たものであり,実際の研究開発現場において実習を行うものである。プロジェ
クト実習での成果を含めた研究内容が学会発表された例もある。
学内のテーマについての募集は4月頃一括して行われるが,学外のテーマにつ
いては,提案される毎に随時募集するので電子メールでの案内や掲示に注意す
ること。
プロジェクト実習は選択科目であり,1年間で2テーマまで履修することがで
きない。また履修の条件として,実習の終了後2週間以内に,レポートを研究
科事務室または担当の教官に提出する必要がある。
参考までに,昨年度(平成9年度)に,開講されたたテーマの一部を示す。
- 学内
- 離散・連続混合系リアルタイムシミュレーション
- マルチスレッドプログラミング
- VLSI CAD を用いたハードウェア設計
- Prolog プログラミング演習
- ユーザビリティ・テスト実習
- Java プログラミング演習
- Smalltalk プログラミング演習
- 分散システム上での協調問題解決の設計と開発
- 学外
- 鐘淵化学工業
- バッチ型プロセスの制御系検討シミュレーション
- 沖電気
- 自然言語処理技術
- 移動通信におけるビット誤りのモデル化
- VRMLビューアの改良
- 松下電器産業
- 衛星デジタルテレビにおけるインタラクティグサービスの検討
- MPEG2ビデオストリームへのユーザデータ付加ソフトの開発
- データの自己組織化
- ATR
- 立体物データベースのデータ取得に関する研究
- ステレオマッチングのマッチング尺度に関する研究
- 振動触覚刺激による情報提示に関する研究
- STRAIGHTを用いた模擬難聴とその補償方法の検討
- シーン中の人物顔パターン検出実験システムの構築
- CDMA用符号特性の研究
- 立体物データベースの検索に関する研究
- 奥行きマップからの形状情報の効率的記述に関する研究
- インタラクティブシネマの作成
- 触覚イメージ・モデルによる時間揺らぎ検出のシミュレーション
- 奥行き運動による視覚誘導実験
- キャラクタアニメーション作成の研究
- 奥行き映像から自動シーン記述に関する研究
- 調音運動の視覚化
- 発話における下の3次元モデル
- NTT
- 夏期および春期の時期に実習が行われた。
- その他
- 日立製作所などでも実習が行われた。