計算機構成論
Advanced Computer Architecture

講義内容

計算機能力に対するユーザのさらなる要求に答えるべき,近年,多様な計算機 アーキテクチャが提案されている。
本講では, 近年の計算機アーキテクチャ で重要な鍵となる,並列性 (parallelism),スケーラビリティ(scalability)の2つの側面から,計算 機アーキテクチャを講述する。
  1. 並列性の理論
    1. 並列計算機モデル
    2. プログラミング
  2. ハードウェア技術
    1. プロセッサと階層メモリ
    2. メモリ・アーキテクチャ
    3. プロセッサ・アーキテクチャ
  3. 並列/スケーラブル計算機アーキテクチャ
    1. マルチプロセッサ・アーキテクチャ
    2. ベクトルマシンとSIMDマシン
    3. 細粒度計算機アーキテクチャ

教科書

なし

参考書

  1. Kai Hwang: Advanced Computer Architecture, McGraw-Hill, Inc., 1993 ISBN 0-07-031622-8
  2. 富田眞治:並列計算機構成論,昭晃堂ISBN 4-7856-3066-3
  3. 富田眞治:コンピュータアーキテクチャI, 情報科学コアカリキュラム講座,丸善ISBN 4-621-03938-5
  4. 高橋義造編:並列処理機構,丸善ISBN 4-621-03383-2
  5. 天野英晴:並列コンピュータ,昭晃堂,1996,ISBN 4-7856-2045-5

前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)