ゼミナール発表

10月28日(水) 3限



会場: L1 担当: 千原研

出席等の調査担当教官: 土居 元紀 (doi)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751038 神原 誠之 横矢 直和 千原 國宏 竹村治雄
発表者:神原 誠之
発表題目:実時間ステレオ画像合成を用いた複合現実感システムに関する研究
概要: 現実環境と仮想物体を合成する技術は拡張現実感または複合現実感技術と呼ば れ,新たな情報提示手法の1つとして注目されている.違和感のない複合現実 環境をユーザに提示するには,現実環境と仮想環境の正確な位置合わせが必要 となる.本報告では実環境中に配置された3次元位置が未知のマーカ3点を, HMDに取り付けた2眼のステレオカメラで撮影した画像からカメラパラメータを 推定するシステムを試作した.またこのシステムでは画像中の実物体(手)の奥 行きを取得し手と仮想物体の前後関係に矛盾のない合成画像をユーザに提示可 能である.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751016 牛場 敬裕 横矢 直和 千原 國宏 竹村治雄
発表者:牛場 敬裕
発表題目:テクスチャを利用した視点依存型ポリゴンリダクション手法の検討
概要:本研究では凹凸などの形状が写り込んだテクスチャ情報を持ったポリゴンモデルに対するポリゴンリダクション法を提案する. 本手法ではモデルの部分的な形状をテクスチャ画像で代用することで法線が観察者に向いているポリゴンを大幅に削減し,その一方で形状全体の輪郭を保つために側面に近付くほどポリゴンを残す.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751002 青木 利道 千原 國宏 二矢田 勝行 佐藤宏介
発表者:青木利道
発表題目:多地点パノラマ画像を用いた仮想環境の構築
概要:あらかじめ多数の画像を撮像しておくことにより,環境のあらゆる見え方を再現するシステムについて報告する.

会場: L2 担当: 湊研

出席等の調査担当教官: 菅 幹生 (suga)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751024 岡本 卓也 千原 國宏 湊 小太郎 佐藤宏介
発表者:岡本 卓也
発表題目:骨断層像の周波数解析による骨梁評価
概要:近年,寝たきりになる原因疾病として骨粗鬆症が注目されているが, 従来の骨粗鬆症の診断方法であるX線等の吸収法や骨塩量測定による骨密度 では,骨強度を正しく評価しているとは言えない.そこで,骨の内部組織で ある骨梁に着目し, 骨断層像の骨梁部分をウェーブレットパケットを 用いた多重解像度解析することで骨梁構造を解析し,結果を分解tree 構造で表した.300枚のサンプルのtree構造を調べた結果から骨梁構造と 骨強度には相関があるという結果を得た.また,その相関を評価するための 評価実験として,評価指標を提案しその結果と 骨強度の代わるものとして測定した圧縮破壊試験の結果との相関を調べた.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751007 飯野 恵秋 千原 國宏 湊 小太郎 佐藤宏介
発表者:飯野 恵秋
発表題目: ARを用いた遠隔超音波診断支援システム
概要:超音波診断装置を用いて遠隔医療を行うためには,超音波画像の動画像伝送,および遠隔地にいる医師からの指示がリアルタイムで伝わる必要がある。超音波診断装置には撮像された超音波断層像を見ながら随時超音波プローブを操作し,計測する断層像を変更できるという利点がある。したがって超音波プローブの操作は診断に大きく影響する。そこで本システムでは計測側の診断風景の上にCGの仮想プローブを重ね,強調現実感環境を診断側・計測側で共有する.遠隔地にいる医師から計測者にプローブの位置及び角度などを教示することにより,より的確な指示を計測側に伝えることができ,リアルタイムで高度な遠隔超音波診断を行うことができる.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751006 荒木 靖宏 福田 晃 湊 小太郎 最所圭三
発表者:荒木靖宏
発表題目:S/MIMEに対応したメーリングリストによる特定グループ内での 安全な情報伝達機構の構築
概要:特定のグループ内での情報共有及び伝達の手段として メーリングリスト(ML)が利用される機会が多いが、安全な 利用には暗号技術による保護が必要になる。 MLでは送信者は全受信者を把握することは 困難である。そこで参加者の情報を把握しているMLサーバが 暗号に対応することで、安全な情報伝達機構を構築する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751203 安田 修 福田 晃 湊 小太郎 最所圭三
発表者:安田 修
発表題目:移動計算機環境におけるサーバーアプリケーションのための開発環境の構築
概要: CPUの高速化、記憶容量の増加に伴い移動計算機を取り巻く環境も整備されてきている。 そこで本研究では移動計算機よりネットワークリソースを発信することを 目的として、移動計算機の分断状態に対する対処や移動計算機の移動に伴う位置の変更の管理を容易にするためのモデルを提案する。 また、そのモデルにおける各アプリケーションの開発を効率よくするためのライブラリーを提供することで、各アプリケーションの開発を容易にする。

会場: L3 担当: 福田研

出席等の調査担当教官: 中西恒夫 (tun)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751122 TRIANSONI 湊 小太郎 尾家 祐二 砂原秀樹
発表者:<発表者の名前>
発表題目:<発表題目>
概要:<概要>
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751004 あべ松 竜盛 渡邊 勝正 福田 晃 木村晋二
発表者:<発表者の名前>あべ松 竜盛
発表題目:<発表題目>動的再構成可能計算機構と それに適したハードウェア構成法について
概要:<概要> 動的再構成可能計算機構を用いてアプリケーションの高速処理を実現する場合、 再構成のためのオーバヘッドを考慮する必要がある。しかし、再構成可能ハー ドウェアとして広く用いられている FPGA (field programmable gate array) は コンフィギュレーション時間のオーバヘッドが大きいと考えられる。そこで、 本発表ではまず、FPGA に比べ粒度が粗くコンフィギュレーション時間を短縮でき る広義の再構成可能ハードウェアについて述べる。次に、制御駆動方式で再構 成可能ハードウェアの機能を変更することによりアプリケーションの処理をす る、動的再構成可能計算機構について述べる。さらに、動的再構成可能計算機構 とVLIWプロセッサの比較と、動的再構成可能計算機構に適したハードウェア構成 法について考察する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751201 江坂 直紀 湊 小太郎 福田 晃 砂原秀樹
発表者:江坂直紀
発表題目:分配選択型光波長多重(WDM)スイッチによる情報経路の効率的な運用の提案
概要: 近年のインターネットのトラヒックの増加によるルータの負荷を軽減する ために,Layer 3 switching 技術が開発された.これは,ATM スイッチの ような高速なデータリンク層を有効に用いることでルータの負荷を軽減さ せ,論理的な遅延を無くすためのものである.しかし,経路のアグリゲー ションなどを行わないとデータリンク層の資源は枯渇してしまうことが知 られている.また,コアとなる ATM スイッチの転送容量不足が問題にな ると思われる.本研究は,分配選択型光波長多重(WDM)スイッチを有効に 用いることでそれらの問題を解決する手法を提案する.

会場: S1・S2 担当: 関研

出席等の調査担当教官: 高田喜朗 (y-takata)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751058 須田 克朗 藤原 秀雄 関 浩之 増澤利光
発表者:須田 克朗
発表題目:共有オブジェクトの実現に関する研究
概要:自律的に動作する複数のプロセスとそれらがメッセージ交換をする通信リンクからなるシステムを分散システムという.本研究では,分散システム上で共有オブジェクトの実現を考える.複数のプロセスに並行して使用される共有オブジェクトに対する正当性条件である線形化可能性を保証し,かつ操作の応答時間に関し効率の良い実現を提案する.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751046 木村 泰司 尾家 祐二 関 浩之 山口英
発表者:木村 泰司
発表題目:統一的鍵管理機構
概要:様々な暗号通信サービスが使われつつあるが、それぞれが異なるユーザ識別子を用いる為、サービスホストの管理者にとって包括的なアクセス制御を行うことは難しい。本研究では、複数の暗号通信サービスで使われる暗号鍵の情報を統一的に扱うことによって、包括的なアクセス制御の基盤となる機構を提案する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751029 河西 英司 藤原 融 関 浩之 楫勇一
発表者:河西 英司
発表題目:再帰的最尤復号法に基づく準最尤復号法
概要:最尤復号法の一つであるビタビアルゴリズムに比べ、より効率的で 並列処理に適した再帰的最尤復号法(RMLD)が提案されている。 本研究では、RMLDにおける重要度の低い計算を省略することにより実現する 準最尤復号法を提案し、その計算量と誤り率を計算機シミュレーションに より評価する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751205 張 芝 小山 正樹 関 浩之 飯田元
発表者:張 芝
発表題目:ネットワークオペレーションシステムのJAVAによる構築法に関する研究
概要:Telecommunication Management Network(TMN)の概念に従って網管理においては、 共通管理情報プロトコル(CMIP)のインタフェース仕様としての管理オブジェクトを モデル化している。この管理情報のモデル化の手法の一つとして、オブジェクト指向 言語であるJAVAの活用が考えられる。本研究では、JAVAを用いた管理情報のモデル化 手法および管理ネットワークの構築法について検討および実装を行う。