ゼミナール発表

10月7日(水) 3限



会場: L1 担当: 千原研

出席等の調査担当教官: 土居 元紀 (doi)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751118 芳川 高広 千原 國宏 東倉 洋一 佐藤宏介
発表者:芳川 高広
発表題目:複数の階層を持った3次元形状の復元に関する研究
概要:我々人間は、視覚を通して環境を認識することができ、ある部分を注視することによってより多くの情報を獲得している。現在、これらに関する様々な研究が盛んに行われている。本研究ではズーム機能をもつステレオカメラを用い、全体は荒く、必要な部分を細かく復元することにより、複数の階層(例えば解像度)を持った3次元形状を復元する手法について提案する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751117 吉岡 恒夫 尾家 祐二 千原 國宏 山口英
発表者:吉岡 恒夫
発表題目:統計的手法を用いたWWW先読み戦略の提案
概要:WWWの応答時間短縮手法として先読みは効果がある。しかし、トラフィックを 増大させるという問題もある。ここでは、統計的手法を用いてトラフィックの増大を 抑えつつ効率よく先読みする方法を考える。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751115 横光 澄男 横矢 直和 千原 國宏 竹村治雄
発表者:横光 澄男
発表題目:多視点ステレオ実画像を用いた仮想空間の構築に関する一検討
概要:実環境を仮想化してウォークスルーするために,多視点のステレオ実画像から仮想空間を構築する手法について検討した.本手法では,各視点のステレオ画像から生成された3次元モデルを統合して仮想空間を構築する.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751080 西浦 敬信 鹿野 清宏 千原 國宏 中村哲
発表者:<西浦 敬信>
発表題目:<最尤推定に基づくマイクロホンアレーを用いた複数音源位置推定>
概要:<話者から離れた位置にあるマイクロホンで話者の音声を受音すると、音質が低下する。このような状況で高品質に音声を受音する方法として、マイクロホンアレーを用いて音源の位置を推定し、その位置に指向性を形成することが考えられる。本研究では、話者が複数存在する場合にも対応できるように、複数の音源位置を推定する方法を提案する。>

会場: L2 担当: 渡邉研

出席等の調査担当教官: 高木一義 (ktakagi)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751041 北川 隆 関 浩之 渡邊 勝正 楫勇一
発表者:北川隆
発表題目:JAVAプログラムに対する電子透かし法
概要:JAVA言語で書かれたプログラムの2 つの実行形態であるアプリケーションとアプレットの両方に適用できる電子透かし法を提案した. 電子透かしは, プログラム中に変数として埋め込み, その後, 透かしを埋め込んだプログラムに対し改竄防止のための変換を行なう. 電子透かしの検出には, JAVAの動的リンク機構を用いる.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751037 川嶋 奈緒美 藤原 秀雄 渡邊 勝正 増澤利光
発表者:川嶋奈緒美
発表題目:直交部分スキャン設計アルゴリズムの設計と評価に関する研究
概要:順序回路のテストは,順序回路の複雑さと回路の規模の大きさのため, 困難な問題になっている.よって,その問題を改善する方法として,無閉路化 直交部分スキャン設計が提案されている.無閉路化直交部分スキャン設計とは, 回路を無閉路にするようなレジスタの集合を求め,そして,それらのレジスタを 回路の外部入力と外部出力により可制御,可観測にし,テストを容易に行なおう とする方法である.本研究の目標は,最小のハードウエアオーバヘッドで無閉路化 直交部分スキャン設計を実現するアルゴリズムを設計し,そして, 無閉路化直交部分スキャン設計の有効性を評価することである.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751035 川口 浩 福田 晃 渡邊 勝正 最所圭三
発表者:川口 浩
発表題目:マルチプロセッサ用組込み向けOSの構成法
概要:近年,組込み機器にも,コードの再利用,統一の実行環境のために,OSを搭載する必要が現れている.同時に,要求される処理に対応するために複数のプロセッサを用いる場合も増えている.本研究では,マルチプロセッサでの動作を考慮しながら,機能を容易に変更可能な柔軟性をもつOSを設計し実装する.

学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751021 大坪 裕 藤原 秀雄 渡邊 勝正 増澤利光
発表者:大坪 裕
発表題目:内蔵プロセッサを利用したマイクロコントローラのテスト高速化に関する研究
概要:LSIの故障の有無を調べることをテストという。マイクロコントローラなど複数の機能モジュールを内蔵するLSIでは、一般に、外部からテスタを用いて、各モジュールをそれぞれ逐次的にテストを行うため、テストの実行に多くの時間を要する。本研究では、外部からのテストを行うだけでなく内蔵CPUを用いたテストも並行させるテスト実行法を提案する。その上で実行時間を最小にする最適なテストパタンおよびバス構成について考察する。

会場: L3 担当: 小笠原研

出席等の調査担当教官: 中村恭之 (takayuki)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751101 三木 隆太朗 横矢 直和 小笠原 司 竹村治雄
発表者:三木 隆太朗
発表題目:全方位視覚センサを用いた監視システムの試作
概要:本研究では全方位視覚センサを使用した監視システムについて提案する。 本システムは常に広範囲を監視でき、 さらに対象物に対して位置検出と2方向からの画像提示による追跡を行なうことが出来る。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751055 杉村 耕司 鹿野 清宏 小笠原 司 中村哲
発表者:杉村 耕司
発表題目:EMアルゴリズムに基づく残響要因補正方法の検討
概要:実環境における音声認識においては、部屋の壁などにより生じる反射や その他の背景雑音によって認識性能が劣化する。 特に残響においては、残響時間が長い場合に従来法では十分な性能が得られなかった。 そこで本研究では、短時間フレーム分析を基にして、比較的長い残響要因の 影響を補正する方法を提案する。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751045 吉吉 健太郎 横矢 直和 小笠原 司 竹村治雄
発表者:吉吉 健太郎
発表題目:データベースからの知識獲得における視覚的支援手法
概要:大規模なデータベースから有用な知識を獲得する場合,従来手法としては 知識の発見全てを計算機に行なわせる方法が主流である.それに対して本研究では, データベースを視覚化し、知識発見を計算機でなく人間に発見させるという発想に 基づき,システムの開発を進めている。具体的には,数値属性結合ルールや相関と いったデータベースに内在する規則性を,視覚化したデータベースに対する 属性値のソートなどを用いて人間に発見させる方法を示す.
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751039 菊地 俊 西谷 紘一 小笠原 司 山下裕
発表者:菊地 俊
発表題目:複腕アームの協調制御
概要:複数のロボットアーム(本研究では2台)が協調してある物体を操作する(軌 道追従制御)問題を考える. 本研究では操作物体が未知質量である場合やロボッ トアームのダイナミクスに未知パラメータや不確定成分が含まれる場合でも目標 軌道への追従を実現できるような適応制御を用いたアルゴリズムを提案する.

会場: S1・S2 担当: 高橋研

出席等の調査担当教官: 笠原正治 (kasahara)
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751093 藤野 和久 西谷 紘 高橋 豊 山下裕
発表者:藤野 和久
発表題目:ペトリネットを用いたシーケンス制御系のシミュレーション
概要:生産システムに対する安全性や信頼性の要求が高まるにつれ、その基礎技術であるシーケンス制御系の設計段階での検証が重要となる。一方、シーケンス制御系の設計やPC(Programmable Controller)への実装のためにSFC(Sequential Function Chart)を用いる方法が注目されている。本研究ではSFCから、並行・非同期・分散システムの表現方法の1つであるペトリネットへの変換規則を作成し、シミュレーションにより検証を行うことを提案する。具体例として移載機械を取り上げる。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751088 廣橋 健太郎 尾家 祐二 高橋 豊 安達文幸
発表者:廣橋 健太郎
発表題目:DS-CDMA移動通信における帯域幅拡大による容量増加効果
概要:DS-CDMAにおける広帯域化(チップレート増加)の効果をマルチセル構成 の場合について計算機シミュレーションにより評価した。パラメータとして 拡散帯域幅、ユーザ情報速度、パス数などを用いて評価した結果、帯域幅拡大 による容量増加の効果を確認した。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751073 中澤 省吾 尾家 祐二 高橋 豊 山口英
発表者:中澤 省吾
発表題目:Layer3スイッチの性能解析
概要: 近年のインターネットの急速な発展により、ユーザ数が爆発的に増加している。 しかし現在のインターネットでは、IPデータグラムのstore & forward 方式の 処理がボトルネックとなり、高速転送にも限界が生じる。 その問題を解決する方法として、Layer3スイッチと呼ばれるATM等のLayer2の スイッチング機能を利用したIP転送方式が提案され、注目を集めている。 そこで、このLayer3スイッチの詳細な評価を行うために、待ち行列理論を適用 して解析的に性能指標を導出し、数値計算により各パラメータの影響を明らか にする。
学生番号 氏名 主指導教官 副指導教官 副指導教官
9751047 熊倉 大輔 尾家 祐二 高橋 豊 山口英
発表者:熊倉大輔
発表題目:TCPの統合的輻輳制御の実装と評価
概要: WWW の通信では TCP の Congestion Window が開ききらないために転送効率 が悪いという問題がある。本研究では複数の TCP コネクションを統合的に輻 輳制御することによってこの問題を解決する。統合的輻輳制御の技法として ensemble sharing と temporal sharing を組み合わせて用い、実装と評価を 行なう。