ゼミナール発表

12月18日(金) 3限



会場: L1

アドバイザ: 門田 暁人
学生番号 氏名 主指導教官
9851124 山本 陽平 植村 俊亮
発表者:山本陽平
発表題目:XML のための問合せ言語の紹介
概要: WWW 上では大量の情報が増加し続けており、 情報の効率的なアクセスと管理が重大な問題になっている。 一方で XML を基盤とした WWW 上のデータ交換の枠組が整いつつある。 このような新しい流れから、 どのようにアプリケーションと利用者がこれらの情報にアクセスし処理するか という問題が生まれているが、その解答の一つとして問合せ言語があげられる。
今回は QL '98 - The Query Languages Workshop Position Papers の中から いくつか、特に " XML Query Language (XQL)" について紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851125 横内 淳史 伊藤 実
発表者:横内 淳史
発表題目:オブジェクト指向データベースにおける型検査問題に関する文献調査
概要: オブジェクト指向プログラミング言語のメソッド呼び出し機構は,データのカプセル化やコードの再利用のために重要なものであるが,実行時に型エラーが起きる危険性がある.よって,オブジェクト指向プログラミング言語をデータベースの問い合わせ言語として用いる場合,どんなデータベースインスタンスの下でも実行中に型エラーが起こらないことを保証できることが望ましい.今回紹介する文献は,型検査問題の計算量について考察している.
学生番号 氏名 主指導教官
9851126 吉岡 大祐 鹿野 清宏
発表者:吉岡大祐
発表題目:音声分析合成系STRAIGHTの音声符号化系への適応検討
概要:近年、ディジタル携帯電話等の移動体通信における市場は拡大する一方 である。この増加する需要に対応するため音声符号化には、音声品質を 保ちつつより低ビットレート化することが求められている。 本研究では高品質音声分析合成方式STRAIGHTを音声符号化に適用させる ことを考え、その際の問題点を指摘し、符号化についての比較・検討を行なう。
学生番号 氏名 主指導教官
9851127 吉田 和子 伊藤 実
発表者:吉田 和子
発表題目:EMアルゴリズムによるカオス力学系の再構成
概要:正規化ガウス関数ネットワークとオンラインEMアルゴリズムにより、カオス力学系のベクトル場の近似を行ない、観測できる変数が一部である場合について検討を行なった。
学生番号 氏名 主指導教官
9851128 吉村 俊哉 西田 豊明
発表者:吉村俊哉
発表題目:論文紹介:From Egocentric to Allocentric Spatial Behavior:A Computational Model of Spatial Development
概要:人間の学習は一体どのようにして行なわれているのか? 幼児の空間認識の学習をヒントにした mental lerning というモデルを提唱し、 それをロボットに実装した例を紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851129 吉村 浩至 横矢 直和 ☆3
発表者:吉村 浩至
発表題目:(論文紹介)"Automatic Text Recognition for Video Indexing"
概要:ビデオデータベースの検索において、索引として用いられる指標にビデオ映像内に現れるテキストがあげられる。本論文では、ビデオ映像内のテキストを自動的に分割し認識するシステムを構築し、そのシステムが実際のビデオ検索に有効であることを立証した。

会場: L2

アドバイザ: 片山 徹郎
学生番号 氏名 主指導教官
9851130 吉村 康志 鹿野 清宏
発表者:<吉村 康志>
発表題目:<(論文紹介)"M=Syntax+Prosody: A syntactic-prosodic labelling scheme for large sponteneous speech databases">
概要:<自動的な発話理解のためには、連続した発声を文法的にどこで区切るかが大きな問題となってくる。文法的境界はしばしば韻律的境界としてもあらわれる。本論文では文法と韻律を統合して表現するラベリング方が提案され、その自動ラベル付与が試みられている>
学生番号 氏名 主指導教官
9851131 吉本 潤一郎 伊藤 実
発表者:吉本 潤一郎
発表題目:強化学習による二重倒立振子の制御
概要:強化学習とは、明示的な教師データを与えることなく、 成功や失敗の経験を重ねることによってある目的を達成するための 方法を獲得する学習法である。 本研究では、 強化学習を二重倒立振子の制御に適用し、 その制御則を自動獲得させる学習を行った。
学生番号 氏名 主指導教官
9851132 吉森 勇人 横矢 直和
発表者:<吉森 勇人>
発表題目:<(論文紹介)"Genetic Programming Evolution of Controllers for 3-D Character Animation">
概要:<現在の3Dキャラクターアニメーションは主にキーフレーム法を用いて 作成されているが、この手法で物理的にもっともらしくて生物らしいモーションを 指定するのは特殊な技能を必要とする退屈な作業である。 本論文では遺伝的プログラミングを用いてキャラクターアニメーションのためのコントローラを合成する手法を紹介する。>
学生番号 氏名 主指導教官
9851133 ALEXELIS ANDREAS 高橋 豊
発表者:Alexelis Andreas
発表題目:ハイブリッド型広帯域ネットワーク技術:TCPとATMの相性
概要:ネットワーク上のマルチメディア・アプリケーションの発展が現実になろうとしている。そのようなアプリケーションによって必要とされるQoSはネットワークの性能に厳格な要求を行なう。ネットワーク技術に関してはいろんなアプローチ(ATM, IP 等)があるので、これらの技術を適切に組み合わせることが重要である。 TCPとATMの統合における相性の問題についての論文を紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851134 朱 強 渡邉 勝正
発表者:朱 強
発表題目:多段論理回路簡単化に関する研究
概要:ハードウェア記述言語から回路のネットリストを自動に生成する処理には論理合成の技術が不可欠である。古くから二段論理回路の最小化問題及び多段回路の簡単化問題が研究されている。特に多段論理回路は二段論理回路に比べて小さいな面積で少ない消費電力で構成することができ、また、多くの場合に高速であるが、その構成の自由度の大きさから厳密最適解を求めるのは殆んど不可能である。本発表ではいままでの研究とその問題点を紹介し、新しい最適化手法を用いた実験も紹介する。