ゼミナール発表

11月18日(水) 3限



会場: L1

アドバイザ: 宮田 高志
学生番号 氏名 主指導教官
9851036 合原 博 松本 裕治
発表者:合原 博
発表題目:論文紹介「A Corpus-based Approach to Automatic Compound Extraction」および「医学生物学文献からタンパク質名の自動抽出」
概要:医学生物学の分野ではタンパク質名他様々な複合語が作られている。これらを 最新の用語まで網羅したデータベースはなかなか存在しない。一方で、日々進歩する 医学生物学分野の知識を体系化する必要があるにもかかわらず、その作業を遅らせて いる原因の一つに膨大に増え続ける専門用語がある。この問題を解決するために論文 などから専門用語を自動的に抽出してデータベース化する必要がある。今回、それらを 解決する手段を提案している論文と私の研究の方向性に近い、確率モデルを利用した 論文の紹介をする。
学生番号 氏名 主指導教官
9851037 小崎 光倫 福田 晃
発表者:小崎 光倫
発表題目:自動並列化コンパイラにおける統合的並列化・最適化
概要:自動並列化コンパイラは、逐次プログラムに対して種々の並列化・最適化変換を適用する。そのとき、数ある変換手法の中から適切な組合せかつ適切な順序で適用することが非常に重要になってくる。本発表では変換を適用する際に発生する問題点を検討するとともに、これからの研究方針について述べる。
学生番号 氏名 主指導教官
9851038 児玉 俊輔 尾家 祐二
発表者:児玉俊輔
発表題目:番組作成支援システムAgentStudio
概要: ネットワークに接続された計算機からAV機器を操作することが可能となっている。 しかしこの技術を利用する場合、周囲の様々な状況を判断して一つ一つの AV機器を操作し映像コンテンツを作ることは難しい。 そこで、AV機器の操作を代行するモバイルエージェントを配置して 映像コンテンツを作成させる番組作成支援システムAgentStudioを 提案している。
学生番号 氏名 主指導教官
9851039 後藤 大典 伊藤 実
発表者:後藤大典
発表題目:ニューラルネットによる2次割り当て問題
概要:2次割り当て問題(Quadratic Assignment Problem,QAP)は、 実質的に非常に難しい最適化問題である。 ニューラルネットを用いたQAPの解法は既にいくつか提案されているが、 その1つとして提案されている2重制約ネットワーク (Doubly Constrained Network,DCN)について紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851041 小林 幹知 千原 國宏 ☆5
発表: 小林 幹知
発表題目:論文紹介「An Effective Technique for Calibrating a Binocular Stereo」
概要:ステレオにおいてカメラのキャリブレーションは大変重要である。従来の 方法ではキャリブレーションはキャリブレーションオブジェクトの周りにのみ 妥当であった。 それ以外の場所では精度が落ちてしまう。それはキャリブレーションオブジェクトのデータ組のみに適したカメラモデルを処理しているからである。 今回この論文ではキャリブレーションオブジェクトだけでなく環境をつかってキャリブレーションを行っている。
学生番号 氏名 主指導教官
9851042 小山 剛弘 小笠原 司
発表者:小山 剛弘
発表題目:「視覚情報を用いた移動ロボットの誘導法」
概要:カメラは他のセンサに比べて一度に多量の情報を得ることができ、ロボットが人間と共存する環境下で作業をおこなう際には非常に有用である。しかし、ロボットが知的に行動するためには、情報の取捨選択をおこなう必要がある。そこで、本発表ではカメラで得た画像から必要な情報を取りだす方法について、関連文献を紹介しながら説明する。

会場: L2

アドバイザ: 石原 靖哲
学生番号 氏名 主指導教官
9851043 近藤 隆司 関  浩之
発表者:近藤 隆司
発表題目:Chosen Ciphertext Attacks Against Protocols Based on the RSA Encryption Standard PKCS#1(論文紹介)
概要:RSA暗号は、安全な暗号として知られているが、確定的な暗号であるため、 平文空間が狭いと全ての暗号文を計算する事で暗号文から平文を容易に求める 事が出来る。そこで平文に乱数を結合した物全体を暗号化する事で、大きな 暗号文空間にして攻撃を困難にする事を定めている。本論文では、その 定められたブロックタイプの特徴を利用して解読を行なう手法を紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851044 佐々木 隆志 高橋 豊
発表者:佐々木 隆志
発表題目:通信トラフィックのフラクタル的性質のウェーブレット変換による解析手法の紹介
概要: 近年、通信トラフィックの観測データが蓄積される中で、 通信トラフィックにおける自己相似性や長期依存性といった フラクタル的性質が着目されている。

長期依存性の解析には時間的な解析が必要であり、 また、自己相似性の解析には空間的な解析が必要である。 これを同時におこなう手法としてウェーブレット変換を 用いる方法を紹介する。


学生番号 氏名 主指導教官
9851045 佐々木 博史 千原 國宏
発表者:佐々木 博史
発表題目:論文紹介”Recognizing Hand Gestures”
概要:人間はコミュニケーションの手段としてジェスチャーを用いることがあるが、コンピュータへの入力は依然としてキーボードやマウスが主流である。そこでこの論文では、特別な手袋をはめることは許しながらも、画像解析により手振りを認識する方法を提示する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851046 佐治 禎基 西田 豊明
発表者:佐冶 禎基
発表題目:Reducing Communication Load on Contract Net by Case-Based Reasoning -Eavesdropping for Utilizing Message Leakage-(論文紹介)
概要:Contract Net Protocol(CNP)を用いた複数のロボットの制御は有用であるが 無駄な通信が多い。そこでLEMMINGというシステムではCase-Based Reasoning(CBR)を 用い、メッセージに対しアドレスを付け送信を行なう。ところがこれでは効率が低下 するため、LEMMINGの拡張としてMessage Leakageを利用する方法について論文を 紹介する。
学生番号 氏名 主指導教官
9851047 佐藤 耕一 千原 國宏
発表者:佐藤 耕一
発表題目:Topology Simplification for Polygonal Virtual Environments
概要:仮想環境の中で,人は視覚による現実主義とリアルタイムインタラクション の相互に相いれない目標を一致させなければならない. そこで,この論文の位相要素を単純化するマルチレゾリューションヒエラルキーの 自動的な生成について紹介する.
学生番号 氏名 主指導教官
9851048 澤田 圭介 西谷 紘一
発表者:澤田 圭介
発表題目:大域的非線形最適レギュレータを用いた非線形制御
概要:最適レギュレータは主に線形系において使用される制御手法であり、これは適当な評価関数を最小にするように制御入力を決定し、諸要求の妥協点をみつける方法である。今回は、非線形系にこの最適レギュレータを用いた場合に、評価関数がどのような値をもつのか検証する。