(B4) EDA ツールを用いた LSI の設計と実現
- 担当者(講座名):
木村、高木 (言語設計学講座)
- 概要:
EDA (Electronic Design Automation) Tool を用いた LSI の設計手法と実現
手法について、実際の LSI の設計を通じて学習します。VHDL というハードウェ
ア記述言語を用いた簡単な順序回路の設計、パイプラインプロセッサの設計、
応用指向 LSI の設計のように段階を追って設計手法を習得し、初心者でも履
修可能なコースにしています。設計した回路は、FPGA での実現や VDEC (VLSI
Design Education Center in Univ. of Tokyo) の LSI 試作プロジェクトでの
実現を考えています。
- 受け入れる人数: 8 名
- 実施日程の概要: (時間割にこだわらず, 年間60時間(30コマ))
- 1 - 2 : 実験設備および使用する EDA ツールに関する説明
- 3 - 4 : ハードウェア記述言語 VHDL を用いた設計手法と FPGA 実現に関する説明
- 5 - 10 : 簡単な回路を例にした論理回路の設計と実現
- 10 - 20 : パイプラインプロセッサの設計と実現
- 20 - 30 : 応用指向 LSI の設計と評価
- 使用する主な装置, ソフトウェアなど:
- 論理 CAD 設備、可変構造情報システム実験設備:
- Sun SPARCstation,
- Synopsis Design Compiler 論理合成システム (VDEC),
- Cadence LSI レイアウトシステム (VDEC), Cadence LSI レイアウトシステム (VDEC),
- Mentor Board Station 基板設計システム (一部 Mentor University Program による),
- Altera Max+Plus II FPGA 実現システム (一部 Altera University Program による)
- 教科書, 参考書:適宜資料を配布。