プロジェクト実習 I,III
Project Practice I,III
「プロジェクト実習」では,先端的技術や方法論を用いたソフトウェア/システム開発,先端研究分野の調査研究などを行ないます。
テーマには本研究科の教官が担当する学内テーマと,企業の研究所等で行なう学外テーマがあります。
プロジェクト実習での成果を含めた研究内容が学会発表された例もあります。
プロジェクト実習は選択科目であり,1年間で2テーマまで履修することがで
きます。
プロジェクト十週を履修した者は,実習終了後2週間以内にレポートを研究科
事務室,または担当教官に提出すること。
昨年度(平成8年度)に,学内あるいは学外で実施されたテーマの一部を示します。
平成8年度「プロジェクト実習」テーマ一覧
- 学内
- Prologプログラミング演習
- 知識メディア情報ベースシステムの作成
- VLSI CADを用いたハードウェアの設計と実装
- 日本語テキスト検索のためのパトリシア木の作成
- 辞書テキストのSGMLタグ付けおよびハイパーテキスト化
- 日本語テキストからの単語クラスの抽出
- 修士論文ライブラリの利用者インタフェース
- 学事データベース
- マルチスレッドプログラミング
- 免疫型システムにおける学習と適応
- C++プログラミング演習
- オブジェクト指向設計・プログラミング演習
- 離散・連続混合型リアルタイムシミュレーション
- 学外
- 鐘淵化学工業
- 設備診断業務支援システムのデータ表示画面の開発
- 沖電気
- 自然言語処理技術
- 松下電器産業
- 「物体形状認識」形状認識における認識手法の評価
- 「音声言語解釈」言語対話の制約による音声結果の解釈に必要なソフト
ツールの作成
- モーバイルエージェントの移動管理方式の技術習得
- サーバクライアント上のエージェント作成技術習得
- ATR
- マルチメディアデータベースの研究
- 奥行き情報の抽出と合成への利用に関する研究
- アート&テクノロジー
- 音声言語統合処理
- 画像照合のための3次元物体のテンプレート画像生成
- 感性画像検索システムの検討
- パターンの主成分分析にもとづく類似顔画像検索実験システム
- 両眼立体視における視覚誘導
- AdAM--自律進化・適応する電子回路
- Evolvable Hardware
- Evolution of parallel software
- A Study on Real-time Animation, Direction Perception using
pfinder, and Script Manager in interactive Theater
- 日本ユニシス
- 企業内既存業務システムとInternetの連携
- NTT
- 夏期及び春期の実習があります
- その他
- 日立製作所など
プログラミング演習
実習内容
C言語によるプログラミングを習得するための(演習を中心とした)実習であ
る。プログラミングの基本的な概念を理解するためのものから,応用分野での
実際的なプログラミングを理解するためのものまで,実習課題はいくつか設定
されており,受講生の知識,経験,興味に応じた選択が可能である。
教科書
参考書
- 内田智史編著:C言語によるプログラミング ─基礎編─,オーム社,
1991. ISBN 4-274-06008-X
- 大木敦雄著:入門 NEmacs,アスキー出版局,1994. ISBN 4-7561-0287-5
前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)
特になし