数理科学概論 I
Introduction to Mathematical Science I

講義内容

統計的推測論は多くの側面をもつが,本講では特に統計的線形モデルにもとづ く推測論を中心に解説する。近代的な統計的推測論を行う上で必要不可欠な項 目として余裕のある限り,以下の内容について順に解説していく。
  1. データの記述
  2. 確率と確率変数
  3. 確率分布と確率過程
  4. 確率極限定理
  5. 統計的推定と検定
  6. 分散分析と実験計画法
  7. 多変量統計解析

教科書

特に指定しないが,講義において資料を配布する。

参考書

なし

前提とする知識(必ずしも先修条件ではない)

線形代数(基礎数学 I ),解析学(基礎数学 II )