Colloquium A

日時(Date) 2023年2月2日(木)4限(15:10--16:40)
Thu. Feb. 2nd, 2023, 4th period (15:10--16:40)
場所(Location) エーアイ大講義室, AI Inc. Seminar Hall (L1)
司会(Chair) 中村
講演者(Presenter) Manabu Makinodan (Nara Medical University) / 牧之段 学 (奈良県立医科大学)
題目(Title) 自閉症における小児期体験の意義
概要(Abstract) 精神疾患は日本の5大疾患のひとつであり、日本人の健康に生きられる年数(障害調整生存年数)を減じる出来事の第2位が精神疾患でもあり(2019年)、精神疾患の病態解明および治療法開発は国をあげて行う必要がある。精神疾患のなかでも自閉症による経済的損失は甚大であり、早急な対応が求められている。自閉症病態には遺伝と環境の両方が関わるが、本講義では環境要因のひとつとして小児期体験を取り上げ、関連する研究成果や精神疾患の研究手法などについて紹介する。
講演言語(Language) 日本語
講演者紹介(Introduction of Lecturer) 奈良県立医科大学医学部精神医学講座 准教授
自閉スペクトラム症および児童虐待の基礎研究・臨床研究に従事

<学会委員>
日本精神神経学会 代議員
日本生物学的精神医学会 理事 評議委員
日本神経化学会 理事 評議員
日本成人期発達障害臨床医学会 評議員
日本精神保健・予防学会 評議員
文部科学省ライフサイエンス委員会・脳科学作業部会委員

<受賞歴>
日本神経化学会学術奨励賞
奈良県医師会学術奨励賞
日本生物学的精神医学会若手研究者育成プログラム奨励賞
日本神経精神薬理学会Excellent Presentation Award for CINP
日本生物学的精神医学会若手研究者育成プログラム最優秀奨励賞
日本精神神経学会国際学会発表賞
中島佐一学術研究奨励賞
日本医師会医学研究奨励賞